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19時限目 先輩の家で勉強会Ⅰ

最近冷え込んできたのでコートが欲しい季節になりました。本編ではもう少しで夏なので季節の差を感じました。

車から降りて先輩の家をみると大きめの1軒屋だった。

先輩の家に着くと先輩のお母さんが出迎えてくれた。


「おじゃまします」私たちは挨拶をした。


「いらっしゃいー。まあまあ上がってねー」小柄で背中にかかるくらいの黒髪で優しそうな笑顔のロングヘアーのお母さんだった。


「テスト勉強以外でも遊びに来てね。うちの子だいたい勉強かリサーチとバイトくらいしかやってないから」


(リサーチって先輩のお母さんちゃんと先輩の嗜好わかってるところに驚いた。先輩親にもヒモになりたい宣言しているのかなと思ってしまった。)


「とりあえず、部屋へ行こうか」先輩が2階の部屋へ私たちを案内した。


先輩の部屋は広めで天井が少し高めで壁紙は白色で青色のカーテンがありベッドと木製の机とイスがありローテーブルにはノートパソコンが置いてあった。


「思っていたより片付いてるわね。本棚大きいわね」真希先輩が先輩の部屋一通り見てから言った。


「まあ、だいたいマンガだな。読みたいのあったら休憩のとき読んでもいいよ」先輩は座布団をローテーブルの周りに置きながら言った。



「あ、なんかベットに抱き枕ありますよ。何の絵柄でしょうか私気になります」秋ちゃんは先輩のベッドに乗っている抱き枕のところへ向かっていった。


「青色の無地のカバーね。怪しくないと見せかけてこれはダミーカバーよ。シノン開けてみなさい」真希先輩はどこかの名探偵のように腕を組みながら言った。


「あのー先輩さん。本当に開けていいんですか?何か悪い気がするので気が引けるのですが」シノンちゃんがおろおろしながら私を見ている。


「どうせ、アニメキャラの抱き枕カバーなんですよね。開けますよ。」先輩のことだからたぶん巨乳キャラで髪が長いお姉さんのだろうと思いながらダミーカバーのチャックを開けた。


「やめるんだー。部室だけではなくて俺の部屋まで整理しないでー」先輩が慌てていたのでさっさと開けることにした。


「メイドさんの絵柄ですね。先輩。強く生きてください」私は、先輩の肩をポンッとたたくと膝をついて先輩が崩れた。何かものすごくやちゃった感を出して先輩が床を転がっていた。


「もうやだー、いいだろ。寝る前くらい抱き枕で癒されてもー」先輩が割と早く立ち直ったので面白かった。


「その辺にしてあげたら、勉強しに来たんだから」神田先輩が軌道修正した。真希先輩は苦笑いしていた。




「そ、そうだぞ。勉強するぞ」先輩は気を取り直して先輩の机の隣でいった。


「シノンこれが過去問だ。これを解けば6割くらいはとれるぞ」先輩はプリントをシノンちゃんに渡した。


「ありがとうございます。答えもついててすごく助かります」シノンちゃんは嬉しそうに受け取った。


「じゃあ、みんな座って勉強しようか」ようやく先輩が勉強会を始めた。


「私は文ちゃんのとなりに座りますねー」秋ちゃんが嬉しそうに私の隣に来た。


「じゃあ、私は空いてるところでいいからシノンは後輩ちゃんの近くに座りなさい」真希先輩がいつの間にか仕切っていたいた。


神田先輩は真希先輩の隣に座り鞄から問題集を出した。


勉強を始めて20分ぐらいするとシノンちゃんがこっちを見てきた。


「文香ちゃん、百年戦争のところなんだけどなんでフランスにイギリスの領土があるの?」シノンちゃんが質問してきた。


「この時代の前あたりにノルマン・コンクエストていうのがあってフランス諸侯のノルマンディー公ウィリアムスがイギリスに領土を獲得してイギリスの王なったんだけどフランスの臣下って形をとっていたんだけど後にフランス王より強くなって関係がこじれてそれが百年戦争の要因になったんだよ」


「あと、イギリスとフランスは仲が悪くてだいたい世界中で戦っていたのよ。日本だと江戸幕府側にフランスがついて薩摩と長州にはイギリスが肩入れして代理戦争していたのよ」


「まだ、習ってないけどとりあえずフランスからイギリスができてそのあと仲があんまりよくないってことでいい?」シノンちゃんが確認してきた。


「そんな感じの理解でいいと思うよ」私はシノンちゃんに答えた。



続く








読んでいただきありがとうございました。勉強会もう少し続きます。

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