9限目 同志委員長動く
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カラオケ店
「では、会議を始めます。同志アキーノフと同志シノンスキー調査結果を報告してください」私は、少し緊張しながら同志達に報告を求めた。
秋子は席から立ちマイクを握りしめ報告を始めた。
「同志委員長、私は事態を改善するに必要と思われる情報を得ました」
「同志アキーノフ、具体的な情報かつ手段について簡潔に述べてください」
「はい、同志委員長。雪菜先生と情報源との接触により先輩さんの動向をつかみました」
「雪菜先生への聞き込みでは、先輩さんは奨学金のことについて聞いていたみたいです。また、自営業をしている先輩さんの叔父さんにアルバイトについて相談していたことが分かりました。以上のことから先輩さんは、進学費用の工面を考え行動しているものと考えられます」
「なるほど、お金の問題ですか。では、同志シノンスキー報告をお願いします」私は、上がってきた報告をもとに先輩の動向について分析しながら同志シノンスキーは報告を待った。
「同志委員長、報告を始めさせていただきます。部室での会話と先輩さんの性格、行動パターンを行動心理学の観点から分析した結果以上のことが分かりました」
「同志シノンスキー、報告を続け給え」
「先輩さんの言動からは、養ってくれる女性、進学、気晴らしのため、この3点が先輩の欲求として目立ちました。このことから、女性との交際資金、進学資金、交遊費の3つが主な使い道になるかと思われます」
「では、同志シノンスキー、どの程度ターゲットの思考を読めますか」
「6割程度かと、結論としては、彼女が出来たとは考えにくいです。ターゲットは、都会の大学進学後に探すと言っていることから現在真剣に交際相手を探すとは考えにくいです。一方、女性の方からアプローチがあった場合は応じる可能性はありえます」
私は、同志達の話を聞いていたがに確定的情報を得るには至らなかったこと残念に思った。
「では、決定的証拠をつかむため、作戦方針を変更します」私は、十分な情報が必要だと考え発言した。
さっきまでスマホを見つめていた秋子が急に発言を始めた。
「同志委員長、実は先程情報源から確定的になりえる情報が入りました」
「おお、同志アキーノフ、早く聞かせ欲しい」
「先輩さんが個人経営の喫茶店でウエイターのアルバイトをしていることが分かりました。勤務先とシフトも情報源から手に入れました。」
秋ちゃん一体どこからそんな情報を仕入れてくるのかと内心驚いた。
「ターゲットは、アルバイトをしていましたか。しかし、他校や学外の女性との接触が増えるとなると恋愛関係に発展するという可能性が捨てきれません。調査の必要性は重大です。至急偵察用意を整えて後日現地へ赴きましょう」私は、次の一手を打ち真相を知ろうと努力した。
「分かりました同志委員長」一同そろって声を上げた。
続く
お疲れ様でした。いよいよ、先輩の目的が明らかに




