7時限目 作戦会議 赤の委員長
続きが書けました。
翌日の放課後になり秋子が指定した人があまり来ず校舎の外れにある空き教室で3人で作戦会議のために集まった。
「作戦会議をはじめますよ」私は開始の合図をした。
「さあ、どうしましょうか。とりあえず、シノンちゃん来るまで待ちしょうか」秋ちゃんが紙パックのジュースを飲みながら椅子に座った。
「コードネームとかつけると雰囲気出るわよね。諜報活動してる感じがしませんか」
「いいわね。採用」私もなぜか普段やらないことをしているのでテンションが上がった。
「遅れました。英語の単語テストで遅れました」シノンちゃんが教室に入ってきた。
「では、人数もそろったし始めますよ」私は力をこめて言った。
「では、コードネーム。アキーノフ(秋子)状況は?」
(何かロシアっぽい名前ねー、KGBがモデルかしら。)「作戦拠点を確保しました。同志委員長」
「よろしい、作戦指揮は私フミカリーナが取ります。同志シノンスキー提案はありますか?」
「シノンスキーって私ですか?急に言われても…」シノンちゃんが戸惑っている。
「同志シノンスキー。作戦意欲がイマイチですね。シベリアで木の本数でも数えたいですか?」
「ヒエーーー、なんか文香ちゃんが怖いよーー」完全にどこかの赤い会議室の雰囲気になってしまった。
「同志委員長、味方同士で争ってはなりません。彼女もまだ事態を把握しきっていないということです。大義を見失ってはなりません」秋ちゃんはノリノリだった。
「私としたことが。いけませんね。同志シノンスキー少し驚かせてしまった。申し訳ない」
「文香ちゃん。びっくりしたけど大丈夫だよ。」(今回は、KGB的世界観なのかー、粛清されないようにしないと)
「では、始めましょう。同志アキーノフ。どういう方針でいきますか?」私は冷静になり気持ちを改めた。
「同志委員長。普通に神田先輩や雪菜先生に聞いてみるのと先輩さん達の会話からさりげなく聞出すのが手っ取り早いのではないでしょうか」
「なるほど、聞き込みですか。同志シノンスキー意見は?」
「同志委員長。同志アキーノフの言う聞き込みと各自の持つ情報源を活用することではないでしょうか」
「この、フミカリーナも同じ考えです」私もなぜか気分が高揚してきた。
(いい感じね。すっかり文ちゃん赤い委員長にハマったわ。先輩さんのことになるとまわりが見えなくなるから本当に見ていて面白いわ)秋子は、腹の底で笑っていた。
「同志委員長、いかが致しますか」同志シノンスキーは私に指示を仰いだ。
「では、先輩もといターゲットの動向と各自の情報源を使って調査ということにします。以上で今日の会議を終わります」
(うー、明らかにやりすぎだよ。プライバシーとかいいのかな。まあ、エージェントっぽいから楽しそうだけど。とりあえず身近な人に気づかれないようにしないと)詩乃は内心葛藤していた。
「各自、活動が露見しないよう留意のこと。解散」私は解散を宣言した
(うーん、勢いだけでやちゃったけど。やりすぎかな。まあ、理由を言わない先輩にも非があるからべつにいいかな。あと、先輩に彼女いたらどうしよう。とりあえず、やるぞー)私は内心複雑だったが諜報活動をすることにした。
(ふふっ、今回は面白くなりそうですね)秋子はこの状況を楽しんでいた。すべては秋子の思惑どおりだった。
続く
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