当時の王様、酷いわね
ウルシュ君の身体を支えたまま、アリスちゃんの方を振り返ると、倒れたクリス様の頭を抱き起す様にしてアリスちゃんはクリス様に呼びかけ続けていた。
警戒して周囲を見渡すが、ウルシュ君から反魂の首飾りを奪ったヒルソン子爵の姿が見えない。
そんな時、ウルシュ君が呻き声をあげ、よろめきながら自力で立ち上がろうとする。
「ウルシュ君!! 気が付いたの? 蘇生したばかりなんだから、もう少し安静にして座って」
「んーー・・・・・・うん。・・・イザベラ、ごめんねぇ。どうやら僕、首飾りを一つ取られちゃったんだねぇ」
私に身体を支えられながら、ゆっくりと地面に座ると、ウルシュ君はそう言って謝った。
「ううん。良いの、首飾りなんて。ウルシュ君が無事で本当に良かった。それよりもヒルソン子爵が地上に上がって来ているのを知っていながら、話に夢中になって警戒を解いてしまった私の問題だよ。危険な目に遭わせて本当にゴメン」
「仕方ないよぉ。あんなに早く這い上がって来るなんて、僕も思っていなかったんだぁ。気配はだいぶ下の方に居た筈なのに、急に上がって来る速度が跳ね上がったんだもの、予想外だったよぉ。それにねぇ、僕ってば、着替える時にウッカリ首飾りを隠す為のバンダナを、巻き忘れていたみたい。そのせいで首飾りを狙われたんだねぇ」
言われてウルシュ君の首元を見ると、首飾りを隠す為のバンダナも、首飾りも付いていなかった。
あれ? ヒルソン子爵に奪われた首飾りは一本。
ウルシュ君を蘇生させる為に使われ、砕け散った首飾りが一本。
私が皆に配った首飾りは『三本ずつ』のはず。あと一本はどこに?
私の疑問が顔に出ていたのか、ウルシュ君はズボンの裾をたくし上げながら、悪戯っぽく笑う。
「最後の一本はココだよぉ。こんな事も有るかも知れないと思って、一本だけ別にしてたんだぁ」
そう言うウルシュ君の足首には、反魂の首飾りが巻き付けられていた。
あの時、首飾りを二本とも食いちぎられていても、足首に隠してあった首飾りが発動していたのか。
流石ウルシュ君。盗難対策といった危機管理がしっかりしている。
アリスちゃんと、クリス様にも首飾りを分散して身に付ける様に言っておこう。
───────・・・って!! そうだ!! クリス様!!
クリス様に何かが有ったらしい事を、ウルシュ君に伝えると、急いでアリスちゃんとクリス様の元に駆け寄る。
「アリスちゃん!! クリス様がどうかしたの?!」
「ふえぇ・・・ベラちゃん。さっき、ウルシュ君を襲ったヒルソン子爵? が逃げようとしたのでぇ、クリス様がその人の腕にしがみ付いて捕まえようとしたのですぅ。だけど直ぐに振り払われてぇ・・・そのままクリス様が転んでしまったんですけど、そのままクリス様が動かずに何か言っているのですぅ」
アリスちゃんに膝枕をされた状態で、グッタリとしているクリス様に近寄ると、視線の定まらない虚ろな瞳で、ブツブツと何かを呟き続けている。
命に別状は無さそうだけど、ヒルソン子爵に振り払われた時にできたのか、顔に引っかき傷が出来ている。
急いで治癒魔法で傷を治し、念のため浄化魔法もかけておく。
その間も、クリス様は何かを囁くように話し続けている。
クリス様のこの状態は、一体何なんだろう。
首をかしげていると、後から駆けつけて来たウルシュ君が、私の後ろからクリス様を覗き込んで言った。
「イザベラ。どうやらクリス様のスキルが暴走しているみたいだよぉ」
「スキルが暴走?」
「うん。何が原因で暴走しているのか、どのスキルが暴走しているのかは、僕の《絶対鑑定》じゃ見えないけどぉ、とにかく今のクリス様の状態は《状態異常:スキル暴走》だよぉ」
それなら、私の《強欲王》でなら、原因が探れるだろうか。
クリス様のステータスを鑑定し、状態異常の項目をさらに深く探る。
クリストファー・ロン・ロゼリアル (6)
【状態異常: スキル暴走】
暴走中スキル: 傲慢王/ 読心能力が暴走中
暴走原因①: スキル強化アイテム装着中/ 対象アイテムの検索中。
暴走原因②: 読心の使用者と対象者の血液が接触。
暴走原因③: 読心の使用者が、対象者の魂に直接接触。
スキル暴走の原因となったアイテムの検索が終了。
検索結果
・スキル強化の腕輪: 3点 (現在安全に取り外す事が出来ます)
・スキル精密操作補助の指輪: 4点 (現在安全に取り外す事が出来ます)
・MP回復強化の耳飾り: 2点 (取り外す事による安全性は確認できません)
・特殊アイテム: アイテム名『ラブリーうさ耳カチューシャ:ホワイト』 1点 (アイテムを取り外さないで下さい)
最悪だ。護身の為に大量に付けさせたアイテムが、悪影響を与えている。
検索結果をウルシュ君とアリスちゃんに伝えて、直ぐに安全に取り外せるアイテムを、クリス様から取り外す。
大量のアイテムを付けている所為で、スキル暴走を起こしているみたいだけど、この状態で状態異常を回復するアイテムを付けさせても大丈夫だろうか?
かえって悪化しないか心配だ。
「暴走を収めるには、他にどうしたら良いんだろう・・・」
「ふぇぇ・・・原因の一つになっている、クリス様とヒルソン子爵の血液が接触って、何でしょうかぁ? 付いた血を拭いたらいいんですの?」
「多分、お互いの血が触れたっていう事だろうねぇ。地面から這い上がって来た時に、子爵が指から出血していてもおかしくないからぁ、引っかかれた時にクリス様の血に子爵の血が混ざったんじゃないかなぁ。だったら拭いても意味が無いねぇ」
「ウルシュ君、魂が直接触れたって言うのはどういう事だと思う?」
「それは僕も良く分かんないやぁ。でも、ライアン・ヒルソンが現ヒルソン子爵に憑りついているのなら、クリス様がしがみ付いた時に、ライアン・ヒルソンの幽霊部分に触れるか、すり抜けるかしたんじゃないかなぁ? あくまで予想だけどねぇ」
そう言いながら、ウルシュ君は履いていたブーツを脱ぐと、その中に手を入れてゴソゴソしている。
ブーツはウルシュ君が元々履いていたままの物だ。
「ウルシュ君、何しているの? 」
「ん? 僕のブーツの中は二重に成っていてねぇ、靴の中敷きを外したら、靴底を開けられるように成っていて、その中に物を入れられるように創ったんだぁ。この前、山小屋でクリス様に貸した『亜空間ポーチ』のブーツ版だねぇ」
なぜ、ブーツの中に亜空間を・・・
確かにポーチと違って、ブーツはそうそう盗まれないだろうけどさ。
そうこう言っているうちに、ウルシュ君は靴の中敷きを取り外すと、ブーツの亜空間から銀色の腕輪を取り出した。
「これ、クリス様の為に山小屋で創った『スキル封じの腕輪』の改良版だよぉ。《傲慢》が《傲慢王》に進化してから、常時発動じゃ無くなったからぁ、使う機会が無くなったとはいえ、何が有るか分からないからねぇ・・・念のため改良版を創っていたんだぁ。前のより強力だし、デザインもオシャレになったよぉ」
そう言いながら、ウルシュ君はクリス様の腕に、改良版『スキル封じの腕輪』を取り付ける。
腕輪を付けられたクリス様の呟きは、少しずつ緩慢になり、そのうち呟くのを止めて静かになった。
アリスちゃんは、虚ろな目で沈黙するクリス様の手を握ると、泣きそうになりながら声をかける。
「クリス様ぁ、大丈夫ですかぁ? 返事をして下さい」
しばらくアリスちゃんが呼びかけ続けると、クリス様は数回瞬きをし、呻き声をあげるとゆっくりと息を吐いた。
「ふえっ?! クリス様、大丈夫ですか? 意識が戻りましたかぁ?」
アリスちゃんの呼びかけに、クリス様の視線がしっかりと定まり、そのままアリスちゃんへと向く。
「・・・・・・う・・・ん。・・・・・・大丈夫・・・ここは? 」
「ふえぇぇぇ・・・良かったですぅ!! クリス様が気が付いて良かったですぅ!! 」
アリスちゃんが泣きながら、抱えていたクリス様の頭を抱き込む。
少し困ったような表情で、アリスちゃんの腕を撫でながら、クリス様は私達に視線を向けた。
「クリス様。クリス様はヒルソン子爵を捕らえようとして、振り払われる時に引っかかれ、スキルが暴走して意識が無くなっていたんです。覚えていますか? 」
「なん・・・となく・・・・・・。・・・・・・心配・・・させて、すまない。・・・・・・それで・・・・・・子爵は? 」
クリス様の質問に、ウルシュ君が気まずそうに首を振る。
「ごめんねぇ。あっさり逃げられちゃった上に、僕が『反魂の首飾り』を奪われちゃったんだぁ」
「ごめんなさい、クリス様。私が警戒を怠ったばかりに・・・」
二人でそう謝ると、クリス様は泣き続けているアリスちゃんに視線を向け、その肩をポンポンと叩きながら首を振る。
「・・・・・・気にしなくて、良いよ。・・・・・・そう、・・・・・・彼は長年探し求めていた、本物の『反魂の首飾り』を・・・手に入れたんだね。・・・・・・だったら、行き先は・・・分かるよ」
「長年探し求めていた? クリス様には、ヒルソン子爵の目的が分かったの? 」
「・・・・・・うん。・・・・・・ボクは今、彼の・・・ライアン・ヒルソンの長い人生を覗き見ていたんだよ・・・・・・。彼は・・・長い間、彼の妻のリンゼイって言う女性を・・・・・・生き返らせたかったんだ・・・」
クリス様が言うには、ライアン・ヒルソンは妻を生き返らせる為に、『反魂の首飾り』を創り出そうとしたが、人の一生分の時間では作り出せないと考え、禁術を使って自分の息子達の魂を喰らい、その体に憑りつき乗っ取ってきた。
そうして彼は身体を変えながら、何十年もかけ『反魂の首飾り』を創り出すための材料と成る、人の魂を手に入れる為に、誘拐を繰り返し犠牲にしてきたのだと。
12色の髪色を狙って誘拐して来たのは、『反魂の首飾り』を創りだす為の文献に、『5つの、それぞれ違う色を持った人間の魂』が必要と書かれていた為だと言う。
「え?! まって!! この首飾りを創るのに、5人分の人間の魂が必要なのっ?! 」
「イザベラ・・・・・・人間一人を死の淵から完全に復活させるんだよぉ? どれだけ身体が吹き飛ぼうと、MP・HP含めて、何一つ欠けさせる事無く全て復活させるんだ。魂5人分は無いと不可能だと思うよぉ」
え? 本当に? 確かに、死んだ人間を完全復活させるって、何かの理に反する事だけど、そんなに犠牲が大きい物だったの?
どうしよう。便利アイテム的にポンポン使っちゃったけど、知ってしまったからには、もう使う気になれない。
「ウルシュ君、どうしたら良い? 私、このアイテムに5人の魂が使われているなんて知らずに、使ってきちゃった。どうしよう。何て謝ったらいいか、どう償ったら良いか分からない」
血の気が引いて震えている私の背中を、ウルシュ君は撫でながら優しく宥める。
「気にしなくて良いよぉ。イザベラが創ったんじゃないしぃ。それに既にアイテムに成っている時点で、その人達は帰って来ないし」
「気になるよっ!! 誰かの魂を犠牲にしちゃったんだよ?! 」
「その、犠牲になった人達だけどぉ、多分、この世界では、まだ生きてるよぉ? 」
ウルシュ君の言葉に、一瞬呆気に取られる。
「え? なに? どういう事?」
「だって、それ創ったの、未来の僕でしょ? でも、僕はまだ『反魂の首飾り』なんて、創って無いよぉ」
あれ? そうだ。確かに・・・・・・
いや、でも、この『反魂の首飾り』が存在しているって言う事は、5人分の魂が犠牲になったと言う事で・・・・・・
でも、まだウルシュ君は首飾りを創っていないから、これの材料にされた人達は生きているわけで・・・
じゃあ、このアイテムはなんで今ココに存在しているの?
え? 頭が、こんがらがって来た。私は一体どうすれば良いんだ?
「とりあえず、話を子爵に戻そうかぁ。たしか、子爵は色の違う魂を手に入れる為に、12色の髪色の人達を狙って誘拐、そして首飾りの材料にしてきたという所までだったよねぇ? 」
そうだ・・・今は目の前の問題に集中しよう。今は、子爵の問題を解決させるのが優先だ。
えーと。『反魂の首飾り』を創るために、12色の髪色の一つを持つ、ギースやマリエタは狙われた。と言う事だけど・・・
「ねぇ、魂の色って、髪の色に現れるの? 私には、どうもそうとは思えないんだけど」
「うん・・・・・・そうだけど・・・髪の色と、持って生まれる魔法の属性の色が・・・・・・近いと言う・・・話が有るから・・・・・・だったら、魂も・・・と、彼は考えたんだ」
なるほど、そう言えば赤毛のブライアンは火魔法が得意な設定だったし、青い髪のギースは水魔法と氷魔法が得意だったはずだ。
他に、魔法が使える人の髪色と、持っている属性魔法を比べてみようと思い出していると、ウルシュ君が首をかしげて、口を開く。
「うーーん。その、魔法属性と髪の色が近いって言う説は、かなり昔に否定されてる筈なんだけどねぇ・・・。そもそも、水や風に色とか無いしぃ、火は温度によって色を変えるでしょ? 光だって虹を見たら分かる通り色は一色じゃ無いからねぇ」
・・・そうなんだ。一瞬、属性魔法と髪色が近い説に納得しかけたよ。
でも、言われてみれば、属性魔法を正しく色分けなんて出来る筈が無かった。
「まぁ、魂の色は置いておくとしてぇ、いくら『反魂の首飾り』を手に入れても、ヒルソン子爵は奥さんを生き返らせる事は出来ないよぉ?」
「えっ? そうなの? どうして? 」
私の疑問に、ウルシュ君は不思議そうに答える。
「え? だって、『反魂の首飾り』は、『装備している人』が、死亡もしくは即死攻撃を受けても一瞬で完全復活出来るアイテムだよぉ? 既に死んでいる人に後から身に着けさせても意味が無いよぉ。それにリンゼイさんって言う子爵の奥さんが死んだのは、何十年も前の話でしょ? 既に魂が天に還っているか、転生でもしてるんじゃない? だったら、反魂もなにも無いよねぇ」
「確かに、死亡時に身に付けていないから、発動条件に当てはまらないわね。転生していたら、いよいよ無理よ」
私みたいに世界を越えて、異世界で新たな人生を送っているかもしれないし、寿命の長さによっては数回転生している可能性だってある。
だけど、クリス様は私達のその考えを否定した。
「子爵は・・・・・・奥さんの魂を閉じ込めている・・・・・・んだ。『魂の牢獄』っていう呪術で・・・・・・子爵は、奥さんを復活させるために・・・・・・その『魂の牢獄』を置いてある場所に向かったハズ」
『魂の牢獄』? あれ、それどこかで見た事が有るぞ?
そうだ。ソレは確か、ルーシーに連れて行かれた廃墟になった教会の地下に連れて行かれた時に見たんだ。
連れて来られた廃墟の、ジメジメと苔の生えた石造りの地下に、魔法陣の上に乗った樽が並んでいた。
キッチリと封をされた樽の上には、セージの束と骨がクロスするように置かれていて、樽の表面にも魔法陣や呪術式的な物が、びっしりと書き込まれていて・・・
私は、それを《強欲王》で、調べたんだ。
その時に出た、鑑定結果が『魂の牢獄』
『魂の牢獄』
人間の魂を閉じ込めた入れ物 ▽
材料▽
生きている人間 1
ユニコーンの角 1
一角ウサギの角 1
循環草 10本
ワイバーンの鱗 100g/粉末
リッチの頭蓋骨 1/歯が欠けて無い物
エルフの右耳 3/200歳以上の物
アルラウネ 1/根の形が少女の姿をした物
エンシェントスライムの酸 用意した『怠惰の棺』の半分を満たす量
怠惰の棺(▽) 1/上記の材料が全て入る大きさ
創り方▽
牢獄の陣(▽)の上に置いた『怠惰の棺』に、材料を順番に入れ(▽)
呪文(▽)を唱えながら、エンシェントスライムの酸を棺の半分まで注ぎ封をした後、蓋の上にセージ6本を束にした物と、ゴブリンの大腿骨をクロスさせる。
そのまま牢獄の陣の上で、ベノゲーデン暦(▽)で3ヵ月置き、中に入れた材料が欠片も残らず全て溶け、その液体の上に、中に入れた人間の魂だけが浮いて来ると完成。
封を開けるまで、その魂を棺の中に閉じ込めておくことが出来る。
そうだ。ソレだ。私、ルーシーにその材料にされかけたんだよ。
危うく、材料と一緒にスライムの酸で溶かされるところだった。
いや、そう言えば私、毒無効が有るのと物理耐性が強すぎて、スライムの酸では溶けなかったわ。
「え? あれ? まって? その中に子爵は奥さんを入れたの? それ、死んだの子爵のせいじゃ無い? 」
「・・・・・・死にかけている奥さんを・・・その中に入れたんだよ・・・・・・その場所から出られなかったから・・・・・・その場で奥さんを・・・・・・助けられなかったんだ・・・・・・だから、そこから出られたら、どうにかして奥さんを復活させようとしたんだよ」
「そんなに都合よく、その場に『魂の牢獄』の材料が揃っていた訳? 」
一体、どんな状況なんだそれは。
「・・・・・・そう。・・・・・・当時の国王に、どんな呪いも弾く霊薬を創る様に・・・彼は命じられていたんだ・・・・・・その霊薬の材料には、人の魂が材料に必要だった・・・・・・それを創っている秘密を守るために・・・・・・彼と奥さんは閉じ込められた・・・彼は、ライアン・ヒルソン子爵は・・・・・・この国を恨んでいるよ」
「当時の王様、酷いわね・・・」
「・・・・・・ボクは他人事じゃ無くて・・・申し訳ない・・・気持ちだ。・・・当時の国王の息子が・・・・・・ボクと同じ《傲慢王の耳》スキルの所持者だったんだ・・・・・・国王は・・・その呪いを霊薬で解こうとしたんだ・・・」
※ユニコーン:角の生えた馬。清らかな乙女に懐く。
※ユニコーンの角:水を浄化したり、病を治したり、毒を中和したりと万能。
※アルラウネ:マンドラゴラの亜種。根っこが少女の姿だったり、小動物の姿っだったりする。秘密を教えてくれる。
ゲームウルシュ君のヤバさが、少しずつ暴かれて行くよ☆