第1章 完結
苦しい時
ただひたすら
自分を傷付けた日々
でも
苦しい時ほど
自分自身を優しく労ってあげてれば良かった
幼少期から小学生迄で自分の人格の半分以上は造られたのだと思う
本来の自分は
かなり甘えたで いつも 「よしよし」して欲しいタイプだし
どんくさい割に
なんでも自分の思う様にしたく
人一倍人から強制される事が大嫌い!
それなのに家庭内では不器用な私を矯正させたく
強制させて行く親 特に母
幼い私は
どんどんストレスが溜まり怒られたり
自分の思う様に出来ないと
「ギヤー!」とか「ワア―!」
とか喚き散らしながらひっくり返り
壁に足で叩き付ける
親は益々厳しくなり
私も少しづつ成長して行く中
益々過激な行動へと突き進む
小学高学年位になると訳の解らない言葉を叫んだり
呻き声を発しながら
障子を手で全部破ったり
壁に頭を ぶつけながら泣き喚いたり
自分の髪を自分で
引き千切ったり
自分の頭を机や椅子に 叩きつけたり
この頃は自損行為が多く
それでも気が収まらない時は物にあたり
喚き散らす
この頃から親も姉も私を変人扱いし出す
母は私が発狂し出すと真夏の くそ暑い中でも 窓を全部閉めまくり
私を押さえ付け止めさせ様とするが
益々反撃し出すと叩きまくる
まだこの頃は母の方が力が強いので止めざるおえない
心の叫びが届かない歯がゆさに
絶望と悲しみと自分の存在がいけないと
泣きながら自殺するが中途半端に終わる
姉も私の異常な行動に恐怖を感じ出すから
私を友達に会わせてもくれない
私は遊んで欲しいから寄って行っくが
いつ狂気的な行動を起こすか解らないので不安で遠ざける
なので益々ストレスが溜まり発狂し憎み出す
気が収まらない時は
姉の大事にしている物を壊して行く
姉との喧嘩では
言葉や力では絶対に負けるので
髪を掴み引っ張ったり腕に噛みついたりし出す
そんな頃
姉が中学生の時に私の事を先生に相談をしていた
先生は心配して家庭訪問し私の様子を見る
私は瞬時に理解していたので
厳しく躾けされていた事と
外や他人の前では全く狂気的な行動を見せていなかったので
最善の笑顔と言葉遣いで先生に、ご挨拶しながら
母に言われた通りにお茶を出す
母は自分の子供が変な子と思われる事と
世間体を異常に気にする人だったので
「子供のする喧嘩ですから」と笑いながら言った
先生も私を観察して
「しっかりした
いいお子さんですよね
お姉さんは少し真面目で繊細な所がありますからね」と言った
私は心の中で
よっしゃ!
と叫びながら
その反面
告げ口した姉を益々恨み憎み出して行った
こうして
中学生になる頃には
二面性の自分が出来上がった
外で見せる普通以上に真面目で優しく見える自分と
家庭内で見せる
狂気的な姿
いつも親の顔色見ながらビクビク過ごしていた日々
家では親の言う通りにしてると機嫌がいいから
大人しくしてると
自分の感情が耐えられなくなり爆発したくなり
イライラが募ると発狂したくなり奇声をあげて・・・・
そして姉はもまた、こんな家庭内での極度のストレスから
人格が歪んでいく