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仕事、仕事の7日間
田舎者のジャックが、魔法学園からの招待状を受けて街へと歩み入る。ギルドで知った位置をもとに、魔法学園を目指す。
俺は、魔法学園を目指して歩き始めた。広場の道には花も植えられており、明るい雰囲気に包まれていた。大通りを進むと、馬車と何度かすれ違った。ジャックは初めての馬車に驚き、通行人とぶつかりそうになった。
大通りを進んでいくと、塀に囲まれた森のようなものが見つかった。遠くにはお城のシルエットのようなものも見える。
大通りをはずれ、塀にそって進んでいくと、門にたどり着いた。
(アース王国国立魔法学園)
ここだ。学校はまだ閉まっているようだった。
門に張り紙がされている…。受験生への諸連絡事項が書いてあった。その中に。
「受験日は4/15日である。」
ギルドで見た日付と照らし合わせると、あと7日もある。特待入学できれば寮の費用も含めて学校が負担してくれるらしいが、受験日までの生活費は自分で稼がなければならない。
野宿することもできるが、この辺りの魔物について詳しくないので、出来る限り避けたい。
となると、仕事を探さなければならない。