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新しい世界、そこはギルド

魔法学園からの招待状を受け、田舎から街へ来たジャック。学校に向かうため、街のギルドで場所を調べることにした。

おそらくあれが冒険者ギルドだろう。

なんとなく、俺は気を引き締めた。スリとかいう知識はなかったが、なんとなくガタイがいい大人がたくさんいる場所に入っていくのは緊張した。

中に入ると、街に入った時以上の熱気を感じた。すごい人だかりだ。ガタイのいいおじさんや、筋肉隆々のお姉さん、たまに若い子供も居た。

(ここがギルドか…)

張り紙、騒音、情報の群れが行き来していた。これでは必要な情報がわからない。がしかし、確実に手に入れられると確信できた。

まずは、張り紙を見てみることにした。

ホーンラビットの討伐、街の城壁の再建、迷子のねこの捜索など、さまざまな依頼があった。ほかには..

「うわっ」

ジャックは思わず声を上げた。がたいのいいおじさんにぶつかってしまったのだった。しかし、同時に、ジャックの目には街の地図が映っていた。

おじさん「おっ、すまんな」

ジャックが振り返ると、おじさんはもういなくなっていった。

地図によると、魔法学園は中央の通りから一本出たところにあるようで、王の城からみて北東にあった。

(一応、登録しておくか…)

俺は次に、冒険者ギルドの登録をすることにした。

「登録料、金貨2枚です。」

俺は金貨2枚を取り出した。

(必要経費だから仕方ない…)

「では、こちらの水晶にお手をかざしてください。」

「はい…」

俺は渋い顔のまま手をかざした。

水晶玉が光る…

名前、性別、役職、そしてステータスが順当に表示されていく。

水晶玉が元の色に戻ると、どこから取り出したのか、受付嬢が一枚の紙を出して、ステータスを読み上げた。

「ジャック、えー氏名:ジャック。年齢:16、性別:男、職業:冒険者。」

「ステータスはご自分でご確認ください。」

そういうと、彼女はステータスの書かれた紙と、冒険者登録者の証明書と思われるカードを手渡した。

ステータスには魔力、攻撃力、体力などあったが、正直C,B,Aなど文字だけスコアされてもよくわからない。

仕事の受け方など気になるが、また後で確認することにしよう。まずは魔法学園に向かうことだ。


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