ジャックと初めての授業
田舎から魔法学園に入ったジャック。今日は初めての授業だ。
しばらくすると、生徒が集まり、先生が来た。先生は生徒が集まるのを待たずに、授業を始めた。
「もういいでしょう、新学期は全員揃わないことが多いですからね。」
「みなさん起立。気をつけ。礼。」
みんなが礼をし、授業が始まる。
先生 「みなさんは、触媒という言葉を聞いたことがありますか?ほとんどいないようですね。」
先生 「ここで噂のジャック君、触媒とはなんだね?」
ジャック 「えーと、わかりません。」
先生 「そうか、では火炎魔術の発動効率を爆発的に上昇させる方法は?」
ジャック 「えーと、火炎魔術の使用と同時に、生成魔術を使用することです。」
先生 「そうだ。一般的には気流の発生をもたらす生成魔術のインバウンドを利用する。」
先生 「基本的に、これはマジックアイテムを利用する技術だ。」
先生 「しかしジャック君、君は一体どうやって試験であれほどの火力を生み出したのかい?」
ジャック 「俺はただ…」
その時、一人の生徒が手を挙げた。
生徒A 「先生、本筋から離れています。」
先生 「…まぁ、後で聞かせてもらおう。」
先生 「触媒とは、魔術効果を増進させる要素のことだ。これは、後に習う酵素とは基礎概念が異なるので注意してくれたまえ。」
先生 「これまで諸君らは、魔法の発動を中心に学んできたと思う。しかし、私が教える「魔法理論」の授業では、主にこの触媒について講義を行う。」
生徒A 「先生、物理や火力計算、属性混合魔術についてはやらないんですか?」
先生 「それらの概念も重要だが、学会で最も注目を集め、そして可能性を秘めているのが触媒だ。」
これはおそらく先生の見解または思想だろう。ジャックは思った。
先生 「今回の授業は、精製魔術の基本動作について復習する。しっかりとついてきてくれたまえ。」
生徒A 「先生」
先生 「なんだね。」
生徒A 「まずは自己紹介をしてはどうでしょうか?」
先生 「ふむ、、、よし、今回は自己紹介にしよう。」
先生 「私の名前はウィリアム・フォスターだ。よろしく頼む。「魔法理論」の授業を担当させていただくことになる。」
ウィリアム先生「では、右前の席の君から、自己紹介をしてくれたまえ。」
一番前の、ドアに一番近い、つまり右前の生徒が立ち上がった。
ライカー 「俺はライカー・エヴァンス。炎魔術が得意だ。変なあだ名はつけないでくれ。」
エリー 「私はエリー・ランドゥー。えーと…身体強化魔術が得意です。」
彼女はとても早口で言った。
そしてついに、俺の番が来た。
ジャック 「俺はジャック。ただのジャックだ。得意な魔法は、、炎魔法、、です。」
教室が笑いに包まれた。爆笑だ。なぜなら、彼が炎の魔術試験で爆発を起こしたのはみんなが知っていたし、それをそのまま得意と言ってしまうからだ。みんな一発ギャグでも聞いたかのように笑った。
こんな感じで、授業はゆるーくはじまり、ゆるーく終わってしまった。




