表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/16

ジャックとメイソン、メイソンとエジソン

田舎で魔法の研究をしていたが、16才になり、魔法学園に入学したジャック。今日は初の授業日だ。

ジャックの新学期が始まった。ジャックは気づいていないが、合格届けは前に住んでいた宿に届いているため、なんとなく流れで入学式に参加したら席があった、というわけである。ジャックは朝起きて、学校からの便りを見た。

朝食はパンやコーンなど、一般的なもので、昨日のように魔法のかかったご飯はなかった。先日の残りを部屋に持ち込んで、朝食として持ってきて食べている人もいた。

朝ご飯が終わると、次は授業に出なければならない。一年生は迷って出席できないことも稀ではなく、ジャックも地図を見ながら慎重に進んだ。徐々にすれ違う人が増え、(その人たちも地図を持っているため、結局は彷徨っているのだが)、最終的には教室にたどり着いた。

教室にはまだ人は少なく、何人かのグループが話をしていた。

そして、二人の少年がこちらを見た。

少年A  「あ、試験の、ジャック君。」

少年Aがそう言うと、少年Bはのしのしと歩いてきて、ジャックの手を握り、こう言った。

少年B  「本当だ、お会いできて光栄だ。」

ジャック 「こちらこそ、、光栄です。」

少年B  「俺はエジソンだ。あっちはトム。よろしくな。」

そう言って彼は俺の肩を叩いた。すると、少年Aが近づいてきて、こう言った。

少年A  「君、試験のジャック君だろ?」

少年B  「あーそうだ、俺は目の前で見たからな。」

ジャック 「???」

少年A  「君、学校中で噂になってるよ。」

ジャック 「え、どうして?」

少年A  「いやいや、だって、魔術試験で的を爆破したでしょ?」

ジャック 「いや、まぁ、あれくらい普通かなと思って。」

少年A  「あれくらい普通ね、、。」

彼は意味深に言ったが、おそらくそこまでの意味はないと俺は思った。

少年B  「俺の家は牧師だから、多くの術師を見てきたけど、君の年齢であれほどの精度を誇る術師はそういない。いや、大人の術師でもほぼいないと言っていい。」

少年A  「いやまぁ、君はすごいってこと。」

(ジャックにとっては、彼らの方が類いまれな生徒に感じられた。)

少年A  「ほら、君が変なこと言うからだまっちゃたじゃないか。」

少年B  「沈黙は言葉より雄弁である。彼は何か言おうとしているのかもしれない。」

少年Aが黙る。

ジャック 「あの後、試験ではどうなったんですか?」

少年A  「噂によれば、新しい的を用意して続行したらしいよ。黒焦げのグランドでね。」

ジャック 「……」

少年B  「私はもう行くよ。有意義な時間をありがとう。」

ジャック 「こちらこそ」

少年Aは少年Bについていく。

ジャック 「あ、名前は?」

少年B 「私はエジソンだ。よろしく。新学期を楽しもう。」

少年A 「僕はメイソン。よろしくね。」

ジャックは自分の名前を名乗ろうとしたが、彼らは名乗ると、すぐに行ってしまった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ