女の子として
僕・・・じゃなくて私は井崎莉奈、本名は亮太。
私が女の子になった切っ掛けとは?
よく勘違いされるのは、性同一性障害じゃなく、髪型が短めだったのか、乃木坂46の生駒里奈ちゃんに似てると言われたのが小4の頃だった。
確かに私は友達から虐められる事ではなく、「可愛い」とか「(女の子として)ファッションモデルになれたらいいな」とか色々言ってくれて嬉しいと思う。
初めてファッションモデルを経験したのが小4の秋頃――。
紅葉が色づき始めた頃の10月の終わり頃に2分の1成人式というのがあって、20歳の半分、つまり10歳の記念を祝う式があった。
どんな事をしたかと言うと、未来への自分(20歳)に手紙を書いた事だった。
なんて書いたかは秘密。
同じクラスで近所に住んでる女の子・深井あやめちゃんが私にアドバイスしてくれた。
「亮太くんは、めっちゃ可愛くて乃木坂46の生駒里奈ちゃんに似てるかも。」
「そうかなぁ?確かに僕は髪が短めだけど、似てるのは似てるかも知れないな」と言った。
そして初めて経験したのは、写真館で初めてウェディングドレスを着てみた。
イメージとしては、結婚式の時しかない女性が着るイメージが強いけど、ある写真館のHPでは、七五三の時に7歳の男の子がドレスを着てる写真があったので、最初はびっくりしたけど、いつか私もそういうのを着れたらいいなと感じていた。
ちなみに、あやめちゃんのお母さんは岡山にあるKG情報の結婚雑誌の編集者であり、ウェディングプランナーも兼任している。
そして、小6になって再び着る機会があった。
毎月出る親子雑誌「HUGHUG」のフォトコーナーに載せて貰えることになった。
その頃になると、女の子のような感じになって慣れて来た頃――。
12月号のクリスマススペシャルという事であり、今度は結婚式場(ヴェルジェ倉敷)に行ってウェディングドレスを着させて貰える事になった。
飾りはベール、少し長めの手袋と言った女の子らしさを見せるためで、少し緊張したけどめっちゃ楽しかった。
女装で女子高に入れるの?
小学校の頃に、初めて女の子としてファッションモデルとしてデビューした莉奈の女装高校生活の楽しんでる事を描きます。
憧れの女子高の制服を着ていく中で、様々な女装高校生や女子高生とのふれあいを色々経験して、アイドルとして沢山活躍していくんじゃないかなと思います。
地元だけでなく、色々なファッションモデルの人たちを参考にして、ファッションショーに出るという事を目標として本物のファッションショーを経験してみるという楽しみもあると思います。