〜 勇者 2 〜
世界観を少し、書いてみました。
教会の中は、古いが時代を経ていて、趣きがあり、長崎の列島にある教会を思い出す。
ロメーダ神父は、考えている様子だった。何故こんなことになってしまったのかを
「お名前はダイ様で、よろしいかったですか
ですね、はい本当に感謝いたします、もう戻ってくることはないと思っていたものでしたので。」
生きて帰せなかった
のがただ、ただやりせない気持ちに、、
後悔の念に災なまれコレと言って話をするわけでもなく、神父の話に聞きに回っていた
ざっとしか聞いていなかったが
この国についてかなりわかってきた
1500年前に女神、リリィスが降臨し、全ての生き物が至福のときを得たと言われ、平和な時代がつくれていったとされる
リリィスに下部であり、四使徒がいてこの世界を接見し、豊で苦悩のないように世界平和を謳った
だが、500年続いた平穏な刻、とある出来事により失われた
魔王の出現だ
国は、分かれ五大国になり、その国で別々の発展をしていくようになったという
今現在のこの国、《フリーディンス 国》
平和主義を重んじ、大国と友好条約を結ぶべく奮闘していると言われている、
最近だとエルフの国
二つ目の大国《セヴェルネ国》とかなり歩み寄りが進み、姫が主体となり何度か対談に行ったりしているという
三つ目の大国、《ガンダー国》獣人と亞人だ、と言ってもハーフ(デミ)もいたりして人族と住む際に手続きが必要だと言っていた
また、海賊が多く、山海どちらもいて問題になっている
領土の侵略、国家間の問題が耐えないらしい
四つ目の大国、《ドラグーン国》
龍人だ、一番面倒な連中でプライドが高く女神の加護を最初に受けた者であるとお高くとまっているという
そして最後の大国、《デーモンズ》魔族、魔王が統べる国
また、詳細がわかないが龍に次いで長命とあり、人が知り得ない知識を持っているとされる
情報が少なく
何度も噂程度なら、と考えこむようにはなしていた
宗教的な話だ
神を対なす存在
魔王、悪魔、モンスターたち
俺からすれば、デカい動物だ
生きているもの
と言う点では、同じではないか、、、襲ってくるから仕方なぃ、、、だけど
ふと思う
彼らも縄張りの中で生きているのだから、生活を乱され
自衛のためにそうなってしまったとも言える
そんか中
話をしていて、オレの身寄りの話になっていった
「貴方は見た、ところ着ている異服も
このあたりの出身でないのは分かります
、はい支障がないのであれば、お話していただけないでしょうか。」
何かの違和感は感じてたはいたが、とりあえず話をしてみることに
「ここには、最近きたばかりで、、、」
と迷える子羊のように話をしてみることに
神父は、訝しげるが
「なるほど、神の身元である私です
何かお役に立てればと思いますので、何か有れば、お役だちいたしましょう。」
前向きに話を聞いてくれるのはありがたい
日本人としては、寄り添ってくれる方はありがたいこと思い遣りの精神は忘れてはいけない
ただ
違和感は、拭えない
が今のところありがたくご好意に甘えて、様子をみることにするのだが、、
この繋がりが
この国全体に関わる予兆がこれから始まろうとしていたと、あとで気づく
つづく
このあと、下水道からの脱出を振り返ります。