5月16日 柏木星
校内リア充にまつわるインタビュー取材内容
ーーーーー今日は、木ノ原幸菜さんにまつわるお話をお伺いしたいと思います。早速ですが、木ノ原さんのお相手は誰ですか?
春見(以下、«か»)「石井琉伊、です。」
前崎(以下、«ま»)「るいくーん」
ーーーーー石井くんと木ノ原さんは、校内で一番長く付き合っているカップルだそうですね
か「あ、やっぱりそうなんですかー」
ま「中一の最後から、うちら今高1だもんね?」
か「さすが中高一貫だよねぇ、こういうの」
ま「ていうか、すごくない?あの二人。どっちも中一の最初に一目惚れだよ?」
か「それでどうして中一の最後まで付き合わなかったんでしょう・・・(笑)」
ーーーーーどちらから告白したんですか?
ま「これが、おもしろいんだよねー」
か「そっか、翼、中一の時から幸菜と仲良いんだね」
ま「うん。えっとね、琉伊くんが幸菜の好きな人を調べ始めたのが9月。で、直接聞いたのが10月?だったか な」
か「え、直接聞いたの!?」
ま「うん(笑)で、幸菜は『本人に言うわけないでしょ』って捨て台詞的に言って」
か「待って待って待って!それって、もう告白してんじゃん・・・」
ま「そう思うでしょ?それなのに琉伊君は鈍感すぎて『そっかー、やっぱ教えてくれないよね』って」
か「それは石井がおかしいよ・・・。」
ーーーーーそんな二人が、どうやって実際に付き合うことに?
ま「3月に、美術の課題が終わらなくって二人が美術室に放課後残ってたの」
か「幸菜が美術で残される!?」
ま「もちろん、わざと残ってたんだよ?琉伊くんと一緒に帰りたくて」
か「か、可愛い・・・」
ま「で、琉伊くんが幸菜に男子の名前を順番に一人ずつ言っていって」
か「絞って当てる、ってやつ?」
ま「そうそう。で、13日かけて当てたらしい」
か「長っ」
ーーーーーお互いの一目惚れから11か月後に付き合い始めた二人。今はどんな感じですか?
か「お互いのこと、好きすぎるくらいに好きですね」
ま「だね。」
か「でも、しょっちゅう喧嘩したりして『もう別れる!』って言ってるよね笑」
ま「性格が、もともと正反対だからね」
か「確かに。」
ーーーーー正反対、というと?
ま「幸菜は本大好きなんですけど」
か「石井は文字を見るだけで吐き気がするそうです(笑)」
ま「で、琉伊くんは数学大好きだけど」
か「幸菜、勉強の中でも数学が一番苦手で」
ま「6点と8点だったらしいね」
か「前回のテスト?」
ま「うん。」
か「あ、あと、趣味も合わないですね」
ま「それなー」
か「幸菜は・・・」
ま「オタク。(笑)」
か「翼もアニメとか見ますけど」
ま「それだけじゃないもん」
か「石井は・・・趣味あるの?(笑)」
ま「パソかな?」
か「あぁ!すごいよね、石井のパソコンとかタブレットの使い方」
ま「家でそればっかりしてるからだよね、勉強せずに(笑)」
か「翼もじゃん」
ま「用途が違うかな」
か「あぁ、翼はポーカーとかか」
ま「(笑) 琉伊くんの動画編集能力は、本当にすごいと思う。それは尊敬してるー」
か「ねー。」
ーーーーーこれからの2人に求めるものは?
ま「求めるもの(笑)」
か「そうですねー。・・・喧嘩ばっかりしてても結局二人はラブラブなので」
ま「なんていうか、ゆきが病みやすいんだよね」
か「だねぇ。好きだからこそ拗らせやすい?」
ま「うん、多分ね。まぁ、お互いへの愛は素晴らしいからね。考えすぎさえしなければ、二人はこれからも うまくいくと思います!」
ーーーーー興味深いお話、ありがとうございました!
2人「ありがとうございました!」
5月16日付 テープ起こし済 担当者:新聞部、柏木星