表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

1 新たな出会い

1話目です。短いかもしれませんが是非読んでやってください。


少女が消えた。それは、異世界大好き人間の俺の琴線に触れた。

あの少女はどこだろうとか考えながらコンビニで買ったエナジードリンクを飲んで俺は会社に戻った。


会社のデスクに戻ってくるとデスクには、睡眠不足で倒れた社畜の死体が死屍累々と横たわっていた。うへぇ何連勤だと思いつつも、俺は最後の仕事に手をつけた。


仕事から解放されたのは夜の11時であった。やっと家に帰れる。家に帰ったら撮り貯めしておいたアニメを発泡酒でも飲みながら消化しよう。俺はそう考えながら家の玄関の前に立った。ただいまと俺はドアノブをひねろうとした。

ん?なんか家の中からガサゴソと物音がするぞ。まさか空き巣か?俺は、何を思ったのか折り畳み傘を居合切りの構え的な感じで構えて扉を開けた。


何処だ?トイレやクローゼットをドキドキしながら見てみるが当然そんなバカは何処にもいない。残るはリビング、盛り上がってきた。傘を握る力も強くなる。

俺は、思いっきり扉を蹴飛ばした。そこには朝見た少女がどん兵衛を発泡スチロールごと食おうとしている姿が見えた。

少女と俺は3秒間見つめあった。


『キャーーー』


という悲鳴が上がった。俺から。少女はオロオロしながらもいまだどん兵衛をかじっていた。俺は混乱しながら彼女からどん兵衛を取り上げたのだった。


双方がようやく落ち着いてきた時、俺はその少女に話しかけた。


『き、君はなんていうな、名前なの』


あかん。コミュ障が出てしまった。女の子と正面向かって話すとか何年ぶりだよ。とかクソみたいなこと考えていると


『マリー・ハウトゥよ』


彼女の声はは、俺の想像よりもずっと大人びて聞こえた。よくみるとめちゃ可愛い。金髪に青っぽい緑色の瞳、全体的に整っている。ただし、スタイルはそこまで良くないのでロリコンではない俺からすれば射程距離外だ。

なんて考えていると少女のお腹からぐうと可愛らしい音が聞こえてくる。


『お腹減ったの?』


少女はコクリと頷いた。どん兵衛作ってやるかな。俺は立ち上がった。


カップ麺を作っている時彼女は終始驚いていた。なぜお湯を入れるだけでこんなに麺がモチモチになるのとか聞いてきた。俺はいい気になりながら魔法だよとドヤ顔で答えた。

そして、どん兵衛が出来上がり俺はマリーのことについて質問をしてみようと思ったのだった。









マリー・ハウトゥちゃんの登場です。

ある花の名前なんですがわかりますかね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ