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インタールード -あなたは今大切な物がありますか?-  作者: 箱丸佑介
第六節:光に散り桜と舞え
87/88

現世編:帰還した男

今回は話数調整、なんてことは無かった(?)

いや実は今回このストーリー書く前にこの次のストーリーを書き込み初めて。

あ、そういや忘れてたって思って書いたら短くなりすぎましたすいません(´ ^p^)



早朝の心地の良い風の吹く寺の墓地、そこには一つの墓に墓参りをする男の姿があった。


「久しぶりだなアリス、あっちに行って3年ばかし経ったからまるまる三年ぶりだな」


男は腰のホルスターから自分の愛銃を取り出し、墓に置いた。何かを覚悟するように。


「しばらくはこいつに頼るのは辞めておくよ、いざあの野郎を道ずれにしても殺してやるって思ってても、やっぱ悔いは残りそうだからな」


墓石に彫られた名前と自分を庇って死んで行った《《彼女》》の姿を思い浮かべながら、男は目を瞑り静かに黙祷をしていた。

目を開けた男の眼差しは何を犠牲にしてでもどんな犠牲を払ってでも、果たさなくてはならない目的を遂行するための覚悟を表していた。


「じゃあなアリス、また来るよ」


そう言ってその場を去った男の背中は文字通り《《漢》》の背中だった。


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