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いったいこの世の中の何人の人が

作者: 環永環

いったいこの世の中の何人の人が他人を愛せているのだろうか。きっと多くはないだろう。

多くの人が自分自身を愛してやらなければ生きていけないようなそんな世の中で、好きという気持ちは持てても愛するという気持ちを知る人は少ないだろう。

もしかしたら私が思っている以上に他人を愛すことができる人は多いのかもしれない。だが、その愛が報われることは多くはない。いや、多いはずがない。多かったのなら離婚者はいない。多かったのなら子供は反抗期を迎えはしない。

愛などという目に見えない不確かなものにはよくあることだ。

もし、あなたが愛しているのに何故。という気持ちを持っていたとしても、愛は他人にはわからないのだから仕方がない。わかってもらえるほうが奇跡なのだから。

この世の中の何人の人が他人を愛せているのだろうか。

そしてこの世の中の何人の人が他人からの愛を信じて受け止められているのだろうか。

きっとそれが交わるのは恐ろしく低い確率で、掴み取れる人は幸せなのだ。

だからもし、あなたが愛を持っているのならわかってもらうことを簡単に諦めてはいけない。愛を向けられているのならその愛を簡単に拒絶してはいけない。


そのことによってこの世の中の何人かは愛を知るだろう。

ただし押し付けは良くない!


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