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チートだけど宿屋はじめました。  作者: nyonnyon
第二章:異世界とは?編
4/61

説明はじまりました。

四話目です。


少し長いか……?


どうぞ……

 ……。


 …………。


 ……ぐぅ。


『出来ました~!!!

 うぅ……間違えること100とんで7回……

 やっと間違えずに番号を入れきりました!!!』


「――うをぇッ! びっくりしたぁ、いきなり大声出すなよ」


『まぁまぁ良いじゃないですか、それでは改めまして……


 説明しよう!!!』


 ウシン(最高神の名前by命名俺)が

『某世紀末の暗殺出来ない暗殺拳の必殺技に対する解説』の様に叫んだ瞬間……


――――――シュピッ! ――――――ジーーーーッ。ジーーーーッ。ジーーーーッ。ジーーーーッ。ジーーーーッ。


 目の前の空間に亀裂が走り、大量の紙が出てきた!!!


(――紙が出てきた!!? ――……ッスゲェ~! 神様FAXスゲェ~!!! 神文明ハンパねぇ!)


「スゲェよウシン!! FAXってこういうことだったんだな! 空間割れやがったゼッ!!!」


 ついつい大声ではしゃいでしまった俺は悪くないと思う。


 俺が(ウシンのことだから『エッヘン!! 驚きましたか? 苦労したんですよFAX送るの……』とか言うんだろうなぁ)と、近所の小学生を見つめるお年寄りの様なほのぼのとした雰囲気で返事を期待していると。


『――――――まずは人物からですね』


(――普通に説明はじめやがった……)


{―――えッ!? 何ッ!? 俺の期待を返せよ!!」


『名前はカーr…………』


完全に説明モードに入っているウシンには何を言ってもダメだった……。


(――――これはイジメか?)


----


――人物設定――


名前 : カーラ・グライス(元;高橋竜太)


性別 : 女(元;漢女)


年齢 : 20歳(元;28歳)


身長 : 173cm(元;178cm)


体重 : 乙女の秘密(元;漢女のヒ・ミ・ツ)


3サイズ : 皆が羨ましかろうプロポーション(元;それなりの体形)


----


(――ちょっと待て……。この括弧は何だ!? 俺は漢女じゃねーよ!)


 さすがに講義の声を上げようとしたが、さっきのガン無視を思い出した……。


(――無視ってひどいイジメだよねぇ~。気づいたらクラス中に感染したりするし……。


 昔、学校の授業でイジメについて学んだときにイジメられ役をやったんだよねぇ……。

 色々イジメ方はあったけど無視は一番ヒドイと思ったからなぁ……。


 ――イジメ、ダメ、ゼッタイ!


 そんな俺の心情をほっぽって説明は続く……。


能力 : HP 500/189000 (MAX 999)

     MP 999/296870 (MAX 999)

     ATK 198053 (MAX 100)

     DEF 8969730291 (MAX 100)

     MAT 345298 (MAX 100)

     MDF 86753354960 (MAX 100)

     SPD 500 (MAX 100)


(すでにHPが減ってる!!? でもチートすぎる能力値! でもSPDだけ微妙!?


 ……横の括弧は何だろう? MAX?)


『括弧の中はこの世界の住人たちの最大値ですよ』

『オールMAXの存在なんて有史以来いませんけど……』

『つまり貴方は、最強です!』

『どれほど最強かと言いますと……、


 ――――過去最強を誇り、一年で世界の半分を手に入れた魔王の能力平均が78ぐらいです!


 やったネッ! 超最強☆!!!』


 ババン!!! とSEがつきそうな勢いでウシンが言い切った。


(あぁ、そういうことか…………。――――ってチートすぎるだろ!? 最低限生きていけるだけの能力をお願いしたはずなのに!? というか防御特化すぎるだろこの能力値!!)


『もてる最高の技術をつぎ込みました! 製作時間3分にしては上出来です!』


(……3分!? 3分なのこの能力!!!?)


『でもぉ……、驚くのはまだまだですよぉ! まだスキルまで行ってないですから♪』


(さらにチート上乗せ!? もうお腹いっぱいでゲス……)


----


神様3分製作スキル BGM;某三分では作れるようなものでは無いのに無理やり創る番組op :


 【四重結社ファンダメンタルチルドレン】;神が何となく名づけてしまったスキル。

  効果は絶対防御の進化版。

  ――基本無敵です。 

  ――『ニ○名メーカー』で作成しました。


 【混沌の情報網(アルティメット・ウィキ○ディア)】;調べたいことが基本乗っている。

  が、信頼度は微妙。

  パソコンサイト『ウィ○ペディア』を頭の中で再現している。

  ――しかも常に最新の記事に更新されていく。


 【悪魔の微笑(ニコポポポん)】;伝説の最強技。

  最強系主人公が大抵持っている『ニコポ』の最終進化系。

  どんな生物も微笑むだけで惚れさせてしまう。

  そのあまりの『ポッ』率の高さゆえに悪魔の所業だと恐れられた。

  ――副作用として感情表現が顔に表れにくくなる。


 【女の敵エネミー・オブ・トマト】;女性の悩みに一切かからない。

  それはもう一切かからない。『ダイエット?…………なにそれ美味しいの?』状態。

  ――ついでにトマトとは女性を表す言葉でもあります。


 【神の仕業(ディバイン・アクト)】;(nyonnyon)の思いつきによりスキルが増える。

  ――所謂【ご都合主義】。たぶん賛否両論がある。


----


(チートだ……。これはチートだ……。何気に3分で思いつかなかった分を後から補充できる配慮までしてある。――――とりあえずここは…………)


「なんじゃぁこりゃぁ!」(某殉職デニム生地ズボン刑事風に)


『おぉ~松○優作ですね! 懐かしいなぁ~』


 ウシンがしみじみとした表情(擬音を付けるならホニャ~で決まりだ! 異論は認めん!)でつぶやいた。

いや、顔は見えないですけどね。


 コタツとみかん、日本茶があればどこぞの年末スペシャル番組を見る年寄りのような反応である。


『まぁ人物についてはこのくらいです。次は世界について説明していきますね♪』


(人物だけでえらく疲れた……。――――HP減ってんじゃねぇの?)


 ウシンの説明はまだまだ続く……。





――――――――――――――――――――





ウシンからのFAX下部空白欄


――(nyonnyon)の設定集――(カーラたちには見えていません。――そう言う仕様です)


主人公設定 :

 若くして寿命で死んだ主人公。最高神のよく解らない失敗により異世界行きが決定した。

異世界に送り込まれる際に女へと望んで性転換する隠れオタクのネカマ君。


 少しオタクだがニートにあらず。ちゃんと就職もしている。


 性転換後は『カーラ・グライス』と名乗る。

 肌の色は褐色で少し吊り気味の目元が美しい絶世の美女。最高神の采配による完璧なパーツ配置により、まさに【神の造形】とまで呼ばれるほどの美しさを手に入れた。

 髪の毛は白っぽい銀。

 服装は、ぴったりとカラダにフィットする、黒のドレスといった感じ、足元のスリットから覗くおみ足が眩しいらしい。 ムッチリとした体つきを覆うにはいささか目のやり場に困る出で立ちと言える。

 チート能力はハンパじゃない!!!

 これから色々な人を魅了していく罪作りな女性。


主人公の裏設定 :

 20歳に若返っているのは少し転生感を出すための神の(はか)らい。

 黒い球体に包まれてから肉体の再構成のために遺伝子レベルでの改造が(ほどこ)されている。

そのため黒い球体の中では20年の年月がたっている。


 遺伝子レベルからの改造のため、肉体構成を一度分解して一から作り直している。そのため、赤ん坊から20歳まで成長しているのだが、本人には一瞬の出来事のため覚えていない。


 成長する間に様々な知識の植え込みも【ご都合主義】の名の下に施されている。


 ニコポ的チートを持っているが基本笑わない方針で行きます。


最高神設定 :

 サイコ・ウシンと主人公に命名される『最も高き神』

といっても、唯一神のため他に神はいない。


 容姿は金髪、美女。(後はご想像にお任せします)

 服装は神様にありがちなアレ。


 世界の全てを管理しているスゴイ人。

 ほんの少し出てきた『天ちゃん』とは秘書の天使のこと。


 世間に出てくることはほとんど無い。


 世界管理のために世界に天使を派遣している。

なので、世界各国で信仰されている数々の神は全て地上偵察部隊の天使たち。


最高神の裏設定 :

 元は美青年でした。

暇をもてあましたので主人公を異世界に送り込もうとたくらむ黒い性格の持ち主のはずでした。


 初期設定で"最近楽しかったこと"には『太陽系を作るために行った隕石ビリヤード』にする予定だった。


 そしてなぜか関西弁を喋る予定でした。


 金髪美女で容姿の説明が適当なのは美青年からの変更だったので考えていなかったから。


 年齢は《―――――禁則事項です。―――――歳》

お分かりいただけただろうか。


小説と設定資料を混ぜてみました。


次話もよろしくお願いいたします。


1/10 主人公年齢を17→20へ、スキルに説明を追加。


1/23 もろもろを変更いたしました。


7/26 カーラの容姿、服装の設定をいじりました。

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