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チートだけど宿屋はじめました。  作者: nyonnyon
第六章:宿拡充編
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従業員増やします。 第3話

はい、どうも。


とりあえず試験前の導入部です。

短いです。


では。

 ギルドでメッセージを情報網に載せてもらってから二週間がたった月初めの朝。 いつもより騒がしい喧騒で目が覚めた。

 ん? いつもより起床が遅いんじゃないかって? それはそうだろう、今日から宿は休日で試験と研修を行わないといけないんだから。 試験は午前10時から行う予定だし、久しぶりに(約三年ぶりぐらいかな?)にゆっくり寝れると思ったのに……。

 まったく持って騒がしい。 一体こんな大通りから外れた場所で何を騒いでいるのだろうか? ちょっと黙らせるか……。


 一応身なりを整えてから外に出る。 一応言っておくと今は午前7時である。


--ざわざわっ……


(何だこれ?)


 人、人、人、人の海がそこにはあった。 私が受けた学校の入学試験のときより人がいるんじゃないだろうか? と言うより端は何処だ?

 祭りでもあるのだろうか? 王都で見かける人も多いが獣人の方々までいる。 あ、リリカさん発見。


--ずぽっ!!


「ぷはっ!! 死ぬかと思った。 ありがと~カーラちゃん」


 半分泣きながらお礼を言ってくるリリカさん。 この騒ぎが一体何なのか問いたださねば。


「リリカさん!? これは一体何事ですか?」

「みんなカーラちゃんの宿に試験を受けに来た人たちだよ~」

「え!? 多すぎますよ!? それに試験は10時から行う予定ですよ!!?」

「あ~情報網に試験開始の時間を入れてなかったからねぇ。 みんな早く来た方が有利だって思ったんじゃないかな?」

「え? ……!」


(そういえば時間指定はしてなかったような……)


 今更気づいた驚愕の事実だった。


「どうする? ちょっと早いけど試験を開始する? と言うか試験を早く終わらせてこの騒動を治めてくれないでしょうか? この騒動のせいで私もギルドから駆り出されちゃったんだから」

「そうですねぇ。 リリカさんの都合はどうでもいいですが、このままではご近所に迷惑がかかってしまいますね。 早いですが始めましょうか。


 では、リリカさんこの番号札を適当に配って下さい」


 そう言ってリリカさんに番号札を渡す。 最初はこれを順番待ちとして使う予定だったのだが、こんなに人が増えてしまってはそうも言っていられない。 誰が一番最初に来たかも解らないから抽選で順番を選んでいくか……。


「皆様、お待たせいたしました。 面接試験を始めたいと思います。 今ギルド職員の方が配っております番号札にかかれた番号が皆様それぞれの受験番号となります。 それではこちらの魔法球をご覧下さい。 今からこちらに映ります番号の方から宿内にお入り下さい。 試験を行いますので」


 説明をしていくとあれだけ騒がしかった喧騒が徐々に静まってきた。 ちなみに説明の際大声は出してないからね。 ご近所迷惑になってしまうから……。

 では、どうやって声を伝えたのか気になると思うが、それは魔法を使えば何とでもなる。 私にしか使えない魔法なので他の人には出来ないと思うが。

 あと、番号札は100までしか作っていなかったので急造で作り上げた。 まさかこんなに人数が来るとは思っても見なかったんだよなぁ。


 さて最初の受験者は一体どんな人やら。

やっぱり人が大量に集まりました。

そりゃあもう盛大に集まりました。

日本では「黒山の人だかり(あってますよね?)」なんていったりしますがこれって日本人の黒髪を表しているからですよね?

ファンタジーの世界では一体何山になるんでしょうか?

ちょっぴりどうでもいい疑問が思い浮かんでしまいました。


次回は面接試験です。

一体どんな人が来るのでしょうか?

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