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おバカ姫とワガママ王子  作者: いーちゃん
7/11

作戦その2

放課後。

作戦その1は失敗したが、今度こそ!と、思い風間潤と一緒に帰る事に。

・・・何話せばいいのかわかんない!

話題がない!

パにくりすぎてなんだかよくわかんなくなってきた・・・!

そもそもなんで私、こいつと帰ってるわけ!?

誰か助けて~!

ヘルプミー!!

「・・・おいっ!バカ女!黙ってないでなんか喋ろ!気まずいだろうが!」

「だーかーら!私はバカ女じゃあないって言ってるでしょ!?」

「馬鹿じゃねえか。敵に作戦ぶちまけたり、人の名前間違えたり。これのどこが馬鹿じゃないんだ?」

「うっ・・・。」

「だろ?」

「そーですよ!どうせ私はあなたのように頭も良くないし、運動できないし、ルックスだって全然可愛くないですよ!」

「へー。よく分かってんじゃん。素直でよろしい。」

「ふん!じゃあね、私、こっちだから。」

「一人で帰れるか?」

「馬鹿にするなー!」

「はいはい。じゃあな。・・・あ、そうだ。」

少しから歩いて風間潤が振り向いた。

「お前さっき、自分の事全然可愛くないとか言ってたけどな!お前、結構かわいいと思うぜ!」

それだけ言って歩き出す。

風間潤が見えなくなるまで立ち尽くしてからふと、我に返って気づく。

頬が赤くなっていることに。

「・・・馬鹿・・・。」




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