表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おバカ姫とワガママ王子  作者: いーちゃん
6/11

作戦その1

翌日の昼休み。

「ふっふっふ!どうだ、風間潤!」

屋上で私が見せたのは手作り弁当。

手作り弁当を「はい、あーん。」とやられて落ちない男はいない!

朝、五時起きで作った。

かなり眠いけど、風間潤を惚れさせるためには仕方ない。

「・・・は?」

「は?じゃなくて、どう?」

「どうって・・・。何で弁当?」

「何でって決まってるじゃない!あんたを落とすための・・・。」

危ない危ない。

自分から暴露するところだった・・・。

「俺がどうかしたのか?バカ女。」

「んだとこの野郎ー!」と、言いたい所だが、抑える。

「何でもないよ♡それよりも、はい、あーん♡」

「お前さっきと態度違っーーー!」

何か言いかける風間潤の口に無理やり卵焼きを押し込む。

「どう?おいしい?」

「ゲホ・・・、ゴホ・・・。てめえ、何すんだ!死ぬかと思っただろ!?・・・ん?・・・美味い・・・。」

「よっしゃあーーー!」

・・・素に戻った。

「おーい、素に戻ってるぞー。あーあ。折角、心が傾きかけたと思ったのにこれじゃあダメだな。」

「ええええええーーーーーー!!!」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ