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婚約破棄された悪役令嬢、転生して世界を蹂躙する  作者: ささやきねこ
第一章 星輝のプリンセス2・1周目
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第9話「王都の祭り? 偽聖女の最後、星嵐で粉砕してやるわ!」

セラフィム王国の王都セレスティア、王都の祭りはド派手そのもの。

花飾りの屋台がズラッと並び、魔法のランタンがキラキラ浮かぶ。


公爵令嬢ミカエラの私は、深紅のドレスで祭りの広場をサクサク歩く。

星輝の宝珠、星輝の杖、星輝のブレスレット、星輝のネックレス、星輝のリング、星輝のピアス、星輝のティアラ、星輝のマントがキラッと光り、市民の視線がガンガン刺さる。


誓約騎士ミハイルが背後で護衛、魔法使いミゲルが広場の魔力異常をチェック。

ふふ、偽聖女の最後、今日で盛大に終わらせるわ!


地下神殿で偽聖女ミシェルの黒幕が暴かれ、魔導書の全貌がバレた。

『星輝のプリンセス2』じゃ、王都の祭りは偽聖女が最後の弁明で支持を取り戻すイベント。

でも、私のチートがあれば、テンプレの最終対決、最高にぶちかますわよ!


「ミゲル、聖女気取りの魔力、祭りで暴走してない?」


私は屋台のリンゴ飴をかじり、ニヤッと笑う。


「広場の中央、魔力の渦が集中してる。…彼女の最後の賭けだな。」


ミゲルがクールに答える。黒いローブが祭りの華やかさに映え、緑の瞳が広場をキッと睨む。


「ミハイル、群衆の怪しい動き、即ガードよ。バカ王子の手下がゴチャゴチャしてるかも。」


私はウインク。ミハイルが「了解!」と剣の柄を握り、広場の端へサッと移動。忠犬、めっちゃ頼もしい!

広場の中央、偽聖女ミシェルが白い聖装でフワッと現れる。銀髪がキラキラ揺れ、市民が「聖女様!」って大拍手。

彼女、聖なる微笑みで手を振るけど、目がチラッと私を睨む。…おっと、偽聖女、めっちゃ追い詰められてる?


「ミカエラ、祭りで私を貶める気?」


ミシェルが甘い声で言う。

「私の浄化魔法は、セラフィムの光よ!」


「光? へえ、偽聖女、魔導書で魔物召喚してた証拠、王都中に広まったわよ。」


私は星輝の杖をクルッと回し、ニッと笑う。

「その聖なる仮面、今日でズタズタね!」


市民がザワザワ。ミシェルの顔がピクッと引きつる。

ふふ、効いてる! その時、広場の奥から王子ミヒャエルがズカズカ現れる。

金髪がキラキラ輝き、青い瞳が私をガンっと睨む。


「ミカエラ、聖女への冒涜をやめろ!」


ミヒャエルが吠える。市民が「王子!」って騒ぐ。

テンプレのヒーロー気取り、ほんとウザい!


「バカ王子、偽聖女の魔物契約、まだ信じてるの? いい加減、目、覚ましなさいよ。」


私は髪をかき上げ、余裕の笑み。ミヒャエルの目がキッと細まる。…なんか、超ヤバい空気?


「グオオオ!」


突然、広場の地面がドドンっと揺れる。霧がモクモク湧き、巨大な魔龍がガッと現れる。

ミストドラゴン! 霧を操る別種族のモンスター、鱗がキラキラ光り、魔力吸収のブレスをゴオッと吐く。

市民が「キャー!」ってパニックで逃げ出す。ミシェルが「助けて、王子!」ってミヒャエルにしがみつく。…その目、めっちゃ怪しいわね。


「ミストドラゴン!? 偽聖女、最後の召喚ね!」


私は星輝の杖をクルッと回し、ニヤッと笑う。

ミゲルが「魔力の波動、偽聖女の魔導書と一致!」と叫ぶ。

誓約騎士ミハイルが護衛の決意で剣を握り、広場の中央へ素早く進む。


「ミカエラ、退避しろ!」


ミハイルが叫ぶ。けど、私はニヤリ。


「退避? 冗談でしょ、ミハイル。この霧竜、私がサクッと粉砕するわ!」


星輝の宝珠がジワッと熱くなり、魔法の窓がパッと浮かぶ。ステータス画面、攻撃力50、魔力45。スキル欄に新スキル、『星輝の星嵐』が追加! 星屑のような光の範囲攻撃、テンプレの超ド派手スキル! ミストドラゴンの弱点、光よね? 攻略本、脳内でパラパラ。


「『星輝の結界』、発動!」


青いバリアがパッと広がり、ブレスをガキン! ランタンがバチバチ揺れる。ミゲルが魔法使いらしく叫ぶ、「ドラゴンの核は胸だ!」


「ミゲル、援護よろしく! 『星輝の星嵐』!」


星屑の嵐がゴオオッと広場を包み、ドラゴンの霧がバチバチ消える! 「グオオ!」って咆哮するけど、まだ飛ぶ! さすが高レベルモンスター、タフね!


「ミハイル、胸を狙って!」


私は叫ぶ。ミハイルが「了解!」と跳び、剣で胸をズバッ! ドラゴンが「グオ!」ってよろける。ミゲルが緑の雷をビカッと撃ち、ドラゴンの動きをピタッと止める。


「よし、フィナーレよ! 『星輝の聖光』!」


聖なる光がゴオオッとドラゴンを貫き、ババン! 鱗がバリバリ崩れ、霧がスッと消える。

ステータス画面、レベル10にアップ! 攻撃力55、魔力50! ドラゴンの残骸から、星輝の王冠がキラッとドロップ! 魔力+55のチートアイテム、ゲット!


広場が静まり返る。市民が「ミカエラ、魔龍倒した!」「聖女より強い!」って大騒ぎ。

ミシェルが顔真っ青でガタガタ震え、ミヒャエルが「ミカエラ…!」って睨むけど、膝がガクガク。ふふ、テンプレの負け犬、最高!


「偽聖女、このドラゴン、黒幕の最終兵器でしょ? 魔導書の契約、全部バレたわよ。」


私は星輝の王冠をキラッと装備、ニッと笑う。ミシェルが「そんな…!」って膝をつく。


「バカ王子、偽聖女の終焉、ちゃんと見てなさい。みっともないわね。」


私はミヒャエルにウインク。彼、顔真っ赤で「覚えておけ!」ってミシェルを引きずって逃げる。ふふ、もう逃げ場ないよ!


貴族の長老が広場に駆け込み、「ミカエラ様、素晴らしい! 聖女の黒幕、裁判で公開だ!」と興奮。

市民が「ミカエラ、英雄!」「聖女、黒幕だった!」ってヒソヒソ。

偽聖女の支持、完全にゼロ!


「ミハイル、ミゲル、ナイスよ。偽聖女の崩壊、完璧に決まったわ。」


私は星輝の宝珠をギュッと握り、ニヤッと笑う。ミゲルが「裁判の証拠、揃った」と頷き、ミハイルが護衛の決意で剣を握り直す。


「聖女気取り、聖なる夢も完全終了。裁判で、全部ぶちまけてやるわ!」


私は祭りのランタンを浴び、ドレスの裾を翻す。


このゲーム、私が完全に支配する!

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