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婚約破棄された悪役令嬢、転生して世界を蹂躙する  作者: ささやきねこ
第一章 星輝のプリンセス2・1周目
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第8話「地下神殿? 偽聖女の黒幕、爆炎でぶっ飛ばしてやるわ!」

セラフィム王国の王都セレスティア、地下神殿の石扉は苔むして重厚そのもの。

魔法陣が青くキラキラ輝き、ひんやりした空気がドレスの裾を揺らす。


公爵令嬢ミカエラの私は、深紅のドレスで神殿の通路をサクサク進む。

星輝の宝珠、星輝の杖、星輝のブレスレット、星輝のネックレス、星輝のリング、星輝のピアス、星輝のティアラがキラッと光り、闇を切り裂く。


誓約騎士ミハイルが背後で護衛、魔法使いミゲルが古い巻物をチェック。ふふ、偽聖女の黒幕、今日でガッチリ炙り出すわ!

貴族会議で偽聖女ミシェルの魔導書が暴かれ、彼女の魔物召喚が確定。『星輝のプリンセス2』じゃ、地下神殿は黒幕の秘密が隠されたダンジョン。

私のチートがあれば、テンプレのクライマックス、最高に盛り上げるわよ!


「ミゲル、聖女気取りの魔導書の追跡、進んでる?」


私は石壁に寄りかかり、ニヤッと笑う。


「魔力の痕跡、神殿の奥に集中してる。黒幕の祭壇だな。」


ミゲルがクールに答える。

黒いローブが神殿の闇に溶け、緑の瞳が巻物をキッと睨む。


「ミハイル、通路の怪しい影、即ガードよ。バカ王子の手下がコソコソしてるかも。」


私はウインク。

ミハイルが「了解!」と剣の柄を握り、通路の角へサッと移動。

忠犬、めっちゃ頼もしい!


神殿の奥、巨大な祭壇に魔導書がドンっと置かれる。

黒い表紙に「星輝の禁断契約」とキラキラ光る文字。…おっと、ゲームのラスボスアイテムっぽい!


「これ、偽聖女の黒幕の証拠ね! 魔物召喚の全貌、丸裸よ!」


私は魔導書をサッと開く。

ページに、ダークウィスプやブラッドウルフの召喚魔法陣。

偽聖女の浄化魔法、全部黒幕の偽装だったわけ! ふふ、テンプレの陰謀、完璧に暴いたわ!


「ゴゴゴ!」


突然、祭壇の床がドドンっと割れる。

鉄の巨獣がガッと現れ、赤い目がギラッと光る。

アイアンゴーレム! 鉄と魔力でできた別種族のモンスター、鈍重な拳がドスンっと響く。

神殿の壁がガタガタ揺れ、埃がバラバラ落ちる。


「ゴーレム!? 聖女気取り、黒幕の隠し玉ね!」


私は星輝の杖をクルッと回し、ニヤッと笑う。

ミゲルが「魔力の波動、偽聖女の契約と一致!」と叫ぶ。

誓約騎士ミハイルが忠誠を胸に剣を握り、祭壇の前に鋭く踏み込む。


「ミカエラ、退避しろ!」


ミハイルが叫ぶ。けど、私はニヤリ。


「退避? 冗談でしょ、ミハイル。この鉄塊、私がドカンと焼き尽くすわ!」


星輝の宝珠がジワッと熱くなり、魔法の窓がパッと浮かぶ。

ステータス画面、攻撃力45、魔力40。スキル欄に新スキル、『星輝の爆炎』が追加! 爆発的な炎の範囲攻撃、テンプレの超ド派手スキル! アイアンゴーレムの弱点、炎よね? 攻略本、脳内でパラパラ。


「『星輝の結界』、発動!」


青いバリアがパッと広がり、鉄拳をガキン! 壁の魔法陣がバチバチ光る。

ミゲルが魔法使いらしく叫ぶ、「ゴーレムの核は頭部だ!」


「ミゲル、援護よろしく! 『星輝の爆炎』!」


炎の爆発がドカンっと祭壇を包み、ゴーレムの鉄がグツグツ溶ける!

「ゴゴ!」って咆哮するけど、まだ動く!

さすが高レベルモンスター、タフね!


「ミハイル、頭部を狙って!」


私は叫ぶ。ミハイルが「了解!」と跳び、剣で頭部をズバッ! ゴーレムが「ゴゴ!」ってよろける。

ミゲルが緑の雷をビカッと撃ち、ゴーレムの動きをピタッと止める。


「よし、フィナーレよ! 『星輝の聖光』!」


聖なる光がゴオオッとゴーレムを貫き、ババン! 鉄がバリバリ崩れ、黒い霧がスッと消える。

ステータス画面、レベル9にアップ! 攻撃力50、魔力45! ゴーレムの残骸から、星輝のマントがキラッとドロップ! 魔力+50のチートアイテム、ゲット!


神殿が静まり返る。ミゲルが「黒幕の魔力、完全に途絶えた」と頷く。

ミハイルが忠実な護衛の姿勢で剣を収め、汗を拭う。ふふ、テンプレの勝利、最高!


「偽聖女、このゴーレム、黒幕の置き土産でしょ? 契約の証拠、全部揃ったわよ。」


私は星輝のマントをキラッと装備、ニッと笑う。

その時、祭壇の影から偽聖女ミシェルがフラフラ現れる。

顔真っ青でガタガタ震え、銀髪が乱れてボロボロ。


「ミカエラ…どうして…!」


ミシェルが叫ぶけど、声が震えてる。…おっと、偽聖女、ついに追い詰められた?


「聖女気取り、魔導書のウソ、全部バレたわ。黒幕の祭壇、崩壊よ。」


私は魔導書を掲げ、ニヤッと笑う。ミシェルが「そんな…!」って膝をつく。

議場の外、王子ミヒャエルがズカズカ入ってくる。「ミカエラ、聖女をこれ以上傷つけるな!」って吠えるけど、目が泳いでガクガク。テンプレの負け犬、みっともない!


「バカ王子、偽聖女の黒幕、いつまで庇う気? ほんと情けないわね。」


私はウインク。

ミヒャエルが顔真っ赤で「覚えておけ!」ってミシェルを引きずって逃げる。ふふ、逃げても無駄よ!


貴族の使者が神殿に駆け込み、「ミカエラ様、素晴らしい! 聖女の契約、王都で公開調査だ!」と興奮。

学生たちが外で「ミカエラ、英雄!」「聖女、黒幕だった!」ってヒソヒソ。偽聖女の支持、もうゼロね!


「ミハイル、ミゲル、ナイスよ。偽聖女の敗北、目の前よ。」


私は星輝の宝珠をギュッと握り、ニヤッと笑う。

ミゲルが「王都の裁判、準備完了だ」と頷き、ミハイルが忠実に剣を握り直す。


「聖女気取り、聖なる夢も完全終了。王都で、全部ぶちまけてやるわ!」


私は神殿の魔法陣を浴び、ドレスの裾を翻す。

このゲーム、私が完全に支配する!

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