第7話「貴族会議？ 偽聖女の契約、聖光で暴いてやるわ！」
セラフィム王国の王都セレスティア、貴族会議の議事堂は荘厳そのもの。
大理石の柱がそびえ、ステンドグラスがキラキラと虹色に輝く。公爵令嬢ミカエラの私は、深紅のドレスで議場の中央にビシッと立つ。
星輝の宝珠、星輝の杖、星輝のブレスレット、星輝のネックレス、星輝のリング、星輝のピアスがキラッと光り、貴族たちの視線がガンガン刺さる。
誓約騎士ミハイルが背後で護衛、魔法使いミゲルが議場の隅で書類をチェック。ふふ、偽聖女の契約、今日で全部ぶちまけるわ！
魔法大会のブラッドウルフ戦で、偽聖女ミシェルの魔導書がバレた。
『星輝のプリンセス2』じゃ、貴族会議は偽聖女が聖なる弁明で支持を集めるイベント。
でも、私のチートがあれば、テンプレの逆転劇、最高に盛り上げるわよ！
「ミゲル、聖女気取りの魔導書の解析、終わった？」
私は議場の演壇に寄りかかり、ニヤッと笑う。
「契約の詳細、判明した。彼女の浄化魔法は魔物召喚の偽装だ。」
ミゲルがクールに答える。黒いローブが貴族の中で目立ち、緑の瞳が書類をキッと睨む。
「ミハイル、議場の出入り口、怪しい動きあったら即ガードよ。バカ王子の手下がウジャウジャしてるかも。」
私はウインク。ミハイルが「了解！」と剣の柄を握り、議場の扉へサッと移動。忠犬、めっちゃ頼もしい！
演壇の対面、偽聖女ミシェルが白い聖装でスッと現れる。
銀髪がキラキラ揺れ、貴族たちが「聖女様！」って囁く。
彼女、聖なる微笑みで手を振るけど、目がチラッと私を睨む。…おっと、偽聖女、かなり焦ってる？
「ミカエラ、貴族会議で私を侮辱する気？」
ミシェルが甘い声で言う。
「私の浄化魔法は、セラフィムの希望よ！」
「希望？ へえ、偽聖女、魔導書で魔物召喚してた証拠、ガッチリ掴んだわよ。」
私は星輝の杖をクルッと回し、ニッと笑う。
「その聖なるウソ、今日で終幕ね！」
貴族たちがザワザワ。ミシェルの顔がピクッと引きつる。
ふふ、効いてる！ その時、議場の入口から王子ミヒャエルがズカズカ入ってくる。
金髪がキラキラ輝き、青い瞳が私をガンっと睨む。
「ミカエラ、聖女への誹謗をやめろ！」
ミヒャエルが吠える。貴族たちが「王子！」って騒ぐ。テンプレのヒーロー気取り、ほんとムカつくわね。
「バカ王子、偽聖女の魔物契約、まだ信じてるの？ いい加減、目、覚ましなさいよ。」
私は髪をかき上げ、余裕の笑み。ミヒャエルの目がキッと細まる。…なんか、ヤバい空気？
「シュウウ！」
突然、議場の天井がガシャン！ 黒い霧がモクモク湧き、闇の精霊がビュンビュン飛び回る。ダークウィスプ！
無数の小さな影が群れ、魔力を吸う光線をチカチカ放つ。貴族たちが「キャー！」ってパニックで逃げ出す。ミシェルが「助けて、王子！」ってミヒャエルにしがみつく。…その目、めっちゃ怪しいわね。
「ダークウィスプ！？ 偽聖女、また召喚したでしょ！」
私は星輝の杖をクルッと回し、ニヤッと笑う。
ミゲルが隅から「魔力の波動、偽聖女の契約と一致！」と叫ぶ。
誓約騎士ミハイルが忠実に剣を握り、議場の中央へ鋭く踏み込む。
「ミカエラ、退避しろ！」
ミハイルが叫ぶ。けど、私はニヤリ。
「退避？ 冗談でしょ、ミハイル。この影、私がサクッと焼き払うわ！」
星輝の宝珠がジワッと熱くなり、魔法の窓がパッと浮かぶ。ステータス画面、攻撃力40、魔力35。スキル欄に新スキル、『星輝の聖光』が追加！ 聖なる光の範囲攻撃、テンプレの超ド派手スキル！ ダークウィスプの弱点、雷と光よね？ 攻略本、脳内でパラパラ。
「『星輝の結界』、発動！」
青いバリアがパッと広がり、光線をガキン！ 貴族たちが「ミカエラ！？」ってポカーン。ミゲルが魔法使いらしく叫ぶ、「群れの核が天井だ！」
「ミゲル、援護よろしく！ 『星輝の聖光』！」
聖なる光がゴオオッと議場を照らし、ウィスプが「シュウ！」って半分焼き尽くされる！ 観客が「す、すごい！」って大騒ぎ。けど、核が「シュウウ！」って光線をビュン！ バリアがバチバチ揺れる！
「ミハイル、核の動きを止めて！」
私は叫ぶ。ミハイルが「了解！」と跳び、剣で霧をズバッ！ 核が「シュウ！」って揺れる。ミゲルが緑の雷をビカッと撃ち、群れの動きをピタッと止める。
「よし、フィナーレよ！ 『星輝の雷撃』！」
雷がバリバリッと核に直撃、ババン！ 群れが「シュウ！」って全滅。
ステータス画面、レベル8にアップ！ 攻撃力45、魔力40！ 核の残骸から、星輝のティアラがキラッとドロップ！ 魔力＋45のチートアイテム、ゲット！
議場が静まり返る。
貴族たちが「ミカエラ、精霊倒した！」「聖女より強い！」って大騒ぎ。
ミシェルが顔真っ青でガタガタ震え、ミヒャエルが「ミカエラ…！」って睨むけど、膝がガクガク。ふふ、テンプレのビビり、最高！
「偽聖女、このウィスプ、見たことあるでしょ？ 魔導書の契約、全部バレたわよ。」
私は星輝のティアラをキラッと装備、ニッと笑う。ミシェルが「そんな…！」って後ずさる。
「バカ王子、偽聖女の黒幕、いつまで無視する気？ みっともないわね。」
私はミヒャエルにウインク。
彼、顔真っ赤で「覚えておけ！」ってミシェルを連れて逃げる。ふふ、逃げても無駄よ。
貴族の議長が演壇に駆け寄り、「ミカエラ様、素晴らしい！ 聖女の契約、即刻調査だ！」と興奮。
貴族たちが「ミカエラ、英雄！」「聖女、怪しい…」ってヒソヒソ。偽聖女の支持、もうボロボロね！
「ミハイル、ミゲル、ナイスよ。偽聖女の黒幕、ぜんぶ暴くわ。」
私は星輝の宝珠をギュッと握り、ニヤッと笑う。
ミゲルが「契約の全貌、解析済みだ」と頷き、ミハイルが忠実に剣を握り直す。
「聖女気取り、聖なる舞台も完全終了よ。王都で、全部ぶちまけてやるわ！」
私は議場のステンドグラスを浴び、ドレスの裾を翻す。
このゲーム、私が完全に支配する！
