裏6話「地下神殿? 超大型ゴーレム? 地形爆破で沈めてあげるわ!」
王都を支配下に収めた私は、次なる目的地へと向かった。
──王都地下、封印された禁忌の神殿。
ふん、ここも覚えている。
本来なら、中ボス扱いで登場するアイアンゴーレムがいる場所。
ただし、2周目補正で「超大型強化版」になっているのも、当然知ってる。
「準備は?」
「完了。地盤破壊用の魔力地雷、設置完了だ。」
ミゲルがクールに答え、ミハイルも無言で剣を構えている。
頼れるわね、うちの子たち。
私は星輝の宝珠を軽くかざし、
神殿奥へと進んだ。
* * *
地下神殿の大広間。
そこに、そびえ立っていたのは──
体高20メートルを超える、
全身を黒曜石のような装甲で覆った超巨大ゴーレム!
「グオオオオオ!!」
耳をつんざく咆哮と共に、巨大な拳が振り下ろされる!
──でも、もちろん動じない。
「ミハイル、誘導して!」
「了解!」
ミハイルがゴーレムの死角へと飛び込み、囮に回る。
その間に、私は素早く中央祭壇へ走る。
地雷を配置していた床板の上へと、誘導完了。
「今よ、ミゲル!」
「発動!」
ゴォォォォォォン!!!!!!
地響きと共に、地盤が崩壊。
巨大ゴーレムはバランスを崩し、
そのまま地下の奈落へ──
ガラガラガラッ!
巨体を引きずり込みながら、闇の底へと沈んでいった。
静寂が戻った神殿。
私は髪をかき上げながら、軽く笑った。
「ふん、こんなもんでしょ。」
ミゲルとミハイルも、それぞれ武器を収めて近づいてくる。
「レベル42から──50へ!」
インフレスピード、さらに加速。
いいわね、爽快だわ!
* * *
「次は……祭り、そして最終決戦ね。」
星輝の宝珠を指で弾き、私は次の戦いを見据える。
そう、
ここから先は本当に「終わりなき戦い」の始まり。
でも私は知っている。
誰よりも、何度も、同じ未来を乗り越えてきたから。
ふふ、楽しみじゃない。




