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婚約破棄された悪役令嬢、転生して世界を蹂躙する  作者: ささやきねこ
第二章 星輝のプリンセス2・2周目
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裏4話「魔法大会? 召喚阻止? 当然でしょ、準備済みよ!」

魔法大会? 召喚阻止? 当然でしょ、準備済みよ!


暗殺未遂騒動を華麗に潰してから数日後。

次なる舞台は──魔法学園最大の祭典、『大魔法大会』。


ふん、ここも台本どおり。

もちろん、私はすべて把握済み。


会場は王都中央のコロシアム。

白い大理石の観客席に、貴族、市民、王族、学園関係者がずらりと並ぶ。


その中央に設置されたバトルフィールド。

ここで、各生徒が魔法の実力を競うことになっている。


──が。


本来、この大会中に、偽聖女ミシェルが「ブラッドウルフ」を召喚して、

英雄気取りで討伐ショーを演じるのが筋書きだった。


そう、普通なら、ね。


私はミゲルに目配せした。


「召喚陣、仕込んであるわよね?」


「もちろんだ。『星輝式爆裂干渉呪文』、設置完了。」


準備万端。

召喚される前に、魔法陣ごと爆破してやるわ。


* * *


「次、ミシェル・リュミエール!」

司会の声が響き、ミシェルが得意満面でフィールドに登場する。


「偽りの闇を祓い、聖なる牙を──召喚!」


ミシェルが詠唱を開始する。


床に描かれた召喚陣が、不気味な光を放つ。

魔力が渦巻き、巨大な狼型魔獣──ブラッドウルフ改が生まれようとする、その瞬間!


「発動。」


私が指を弾く。


バァン!!!!


召喚陣が爆裂し、光と魔力が四散した。


「きゃああああっ!?」


ミシェルが吹き飛び、観客たちが悲鳴を上げる。


当然、ブラッドウルフは生まれる前に完全消滅。


「……何事だ!?」

「聖女様が……!?」

「召喚失敗だと!?」


観客席が騒然となる中、

私は悠然と歩み寄り、ミシェルに向かって冷たく言い放つ。


「ふん、召喚に失敗するような偽聖女が、何を救えるっていうの?」


ズタボロになったミシェルは、何も言い返せず、ただ唇を震わせるだけだった。


これで、彼女の信用は完全に地に落ちた。


フィールド中央、私は星輝の杖を軽く肩に担ぎ、

民衆と貴族たちに向けて一礼。


「次、私の番ね。」


フィールドに立った瞬間、レベル通知。


レベル30から──36へ!


よし、順調順調。


* * *


大会後半。

もう、誰も私に勝てる生徒などいなかった。


適当に魔法を連射し、

適当に無双して、

適当に圧勝していく。


まるでチートゲーの中にいるような無双感。


だけど、もちろんこれは偶然なんかじゃない。

全部、2周目の知識と準備の賜物よ。


「ふふ、楽勝ね。」


私は指を鳴らし、空中に星輝の紋章を描いた。


魔法大会、完全勝利。

学園内の序列トップを、正式に獲得。


そして次は──


「王都貴族会議、ね。」


ミカエラ・フォン・エルミナ、さらに格上げして、

この国すら手中に収めてやるわ!

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