表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約破棄された悪役令嬢、転生して世界を蹂躙する  作者: ささやきねこ
第一章 星輝のプリンセス2・1周目
10/20

第10話「公開裁判? 偽聖女とバカ王子、覇光で地に這わせてやるわ!」

セラフィム王国の王都セレスティア、公開裁判の広場は人でごった返す。

大理石の演壇がそびえ、魔法の水晶がキラキラ輝く。


公爵令嬢ミカエラの私は、深紅のドレスで演壇の中央にビシッと立つ。

星輝の宝珠、星輝の杖、星輝のブレスレット、星輝のネックレス、星輝のリング、星輝のピアス、星輝のティアラ、星輝のマント、星輝の王冠がキラッと光り、貴族と市民の視線がガンガン刺さる。


誓約騎士ミハイルが演壇脇で護衛、魔法使いミゲルが証拠の魔導書を手に持つ。

ふふ、偽聖女とバカ王子の終焉、盛大にぶちかますわよ!


王都の祭りで偽聖女ミシェルの黒幕が暴かれ、魔導書の契約が王都中に知れ渡った。

『星輝のプリンセス2』のクライマックス、公開裁判は偽聖女と王子が破滅するテンプレイベント。

私のチートで、なろう読者の「ざまぁ」を完璧に決めるわ!


「ミゲル、聖女気取りの魔導書、証拠としてバッチリ?」


私は演壇の縁に寄りかかり、ニヤッと笑う。


「魔物召喚の全記録、解析済み。彼女の浄化魔法は全て偽装だ。」


ミゲルがクールに答える。黒いローブが広場の陽光に映え、緑の瞳が魔導書をキッと睨む。


「ミハイル、広場の怪しい動き、即ガードよ。バカ王子の残党がゴチャゴチャしてるかも。」


私はウインク。ミハイルが「了解!」と剣の柄を握り、広場の端へサッと移動。忠犬、最高に頼もしい!

演壇の対面、偽聖女ミシェルが白い聖装でフラフラ現れる。

銀髪が乱れ、顔は真っ青でガタガタ震える。市民が「聖女、黒幕!?」ってヒソヒソ。

彼女、聖なる微笑みを無理やり浮かべるけど、目が完全に死んでる。…おっと、偽聖女、もう限界ね?


「ミカエラ…私の光を、なぜ否定するの!?」


ミシェルが震える声で叫ぶ。「私はセラフィムの希望よ!」


「希望? へえ、偽聖女、魔導書でワイバーンからドラゴンまで召喚してた証拠、全部揃ってるわよ。」


私は星輝の杖をクルッと回し、ニッと笑う。「その聖なるウソ、今日で完全終了ね!」

貴族と市民がドヨドヨ。ミシェルの顔がグシャッと崩れる。ふふ、効きすぎ!

その時、演壇の後ろから王子ミヒャエルがズカズカ出てくる。

金髪がボサボサ、青い瞳が私をガンっと睨むけど、足がガクガク。


「ミカエラ、聖女への冤罪をやめろ!」


ミヒャエルが叫ぶ。市民が「王子、共犯!?」ってザワザワ。テンプレの負け犬、ほんとみっともない!


「バカ王子、偽聖女の魔物契約、まだ庇う気? セラフィムを騙した罪、償いなさいよ。」


私は髪をかき上げ、余裕の笑み。ミヒャエルの目が泳ぎまくり。…おっと、最後の抵抗くる?


「グオオオ!」


突然、広場の地面がドドンっと割れる。

混沌の霧がモクモク湧き、ワイバーンやドラゴンの影が混ざった魔獣がガッと現れる。

カオススペクター! 過去の魔物が融合した別種族の怪物、赤い目がギラッと光り、魔力吸収のブレスをゴオッと吐く。

市民が「キャー!」ってパニックで逃げ出す。ミシェルが「これが…私の最後の力よ!」って叫ぶけど、フラフラで倒れそう。…偽聖女、必死すぎ!


「カオススペクター!? 聖女気取り、最後の悪あがきね!」


私は星輝の杖をクルッと回し、ニヤッと笑う。

ミゲルが「魔力の波動、魔導書の最終契約だ!」と叫ぶ。誓約騎士ミハイルが忠誠を胸に剣を握り、演壇の前に素早く進む。


「ミカエラ、退避しろ!」


ミハイルが叫ぶ。けど、私はニヤリ。


「退避? 冗談でしょ、ミハイル。この化け物、私がドカンと粉砕するわ!」


星輝の宝珠がジワッと熱くなり、魔法の窓がパッと浮かぶ。ステータス画面、攻撃力55、魔力50。

スキル欄に最終スキル、『星輝の覇光』が追加! 全属性の究極範囲攻撃、テンプレの超絶ド派手スキル! カオススペクターの弱点、光と雷よね? 攻略本、脳内でパラパラ。


「『星輝の結界』、発動!」


青いバリアがパッと広がり、ブレスをガキン! 水晶がバチバチ光る。

ミゲルが魔法使いらしく叫ぶ、「スペクターの核は頭部だ!」


「ミゲル、援護よろしく! 『星輝の覇光』!」


光と雷の嵐がゴオオッと広場を包み、スペクターの霧がバチバチ消滅!

「グオオ!」って咆哮するけど、鱗がボロボロ! さすが高レベルラスボス、タフね!


「ミハイル、頭部を斬って!」


私は叫ぶ。ミハイルが「了解!」と跳び、剣で頭部をズバッ! スペクターが「グオ!」ってよろける。

ミゲルが緑の雷をビカッと撃ち、動きをピタッと止める。


「よし、グランドフィナーレよ! 『星輝の星嵐』!」


星屑の嵐がゴオオッとスペクターを貫き、ババン! 霧と鱗がバリバリ崩れ、黒い霧がスッと消える。

ステータス画面、レベル11にアップ! 攻撃力60、魔力55! スペクターの残骸から、星輝のオーブがキラッとドロップ! 魔力+60の究極チートアイテム、ゲット!

広場が静まり返る。市民が「ミカエラ、魔獣倒した!」「聖女なんかより最強!」って大騒ぎ。


ミシェルが地面に膝をつき、グシャグシャに泣き崩れる。

ミヒャエルが「ミカエラ…!」って呻くけど、顔が真っ青でガタガタ。

ふふ、テンプレの「ざまぁ」、完璧!


「偽聖女、魔導書の契約、全部暴かれたわ。聖なる仮面、もうボロボロよ。」


私は星輝のオーブをギュッと握り、ニッと笑う。ミシェルが「う…うそ…!」って嗚咽。


「バカ王子、偽聖女と一緒にセラフィムを騙した罪、ちゃんと償いなさい。みっともないったら!」


私はミヒャエルにウインク。

彼、顔真っ赤で「くそ…!」って地面に拳を叩きつける。

貴族の議長が演壇に駆け上がり、「ミカエラ様、セラフィムの英雄! ミヒャエルとミシェルは王都追放!」と宣言。


市民が「ミカエラ! ミカエラ!」って大合唱。貴族が「新英雄!」って拍手喝采。偽聖女と王子の支持、完全にゼロ!

衛兵がミシェルとミヒャエルをガシャッと拘束。

ミシェルが「許して…!」って泣き叫び、ミヒャエルが「ミカエラ、覚えてろ!」って喚くけど、市民のブーイングで掻き消される。

ふふ、テンプレの社会的追放、最高にスカッと!


「ミハイル、ミゲル、ナイスよ。偽聖女とバカ王子、完璧に地に這ったわ。」


私は星輝の王冠をキラッと整え、ニヤッと笑う。

ミゲルが「セラフィムの秩序、君が取り戻した」と頷き、ミハイルが護衛の決意で剣を握り直す。


「聖女気取り、バカ王子、ゲームオーバーよ。セラフィムは私の時代ね!」


私は広場の水晶を浴び、ドレスの裾を翻す。

このゲーム、私が完全に支配した!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ