第1話 裏世界人の襲来
初投稿です。
説明にあるようにこの物語はノリと勢いと思いつきでできています。
作者にネーミングセンスはありません。
私、羽衣神子、ピッカピッカの(中学)一年生!
夏休みだから、家でゆっくりパンを食べていると…
「緊急ニュースです! 先ほど、パワースポットとして有名な“七色の岩”が
突如として光輝き、武装した金髪の青年が現れました! 現場の映像です!」
速報が入り、映像が切り替わった。
そこには、銀色の鎧に身を包み、白く輝く大剣を持った一人の青年と、
突然の出来事に驚き、固まった観光客達の姿があった。
青年が大剣を掲げて、口を開いた。
「異世界の人間たちよ! 俺は覚悟の…いや、異世界の戦士エクスだ!
お前たちに怨みは無いが、俺たちの世界のために死んでくれ!
『勇者の極光』!!」
画面が白く染まり、悲鳴が響き渡る。
しばらくおまちくださいと表示されたテレビを見ながら、
青年の言葉を私は思い出していた。
異世界……それに最後の“スキル”としか思えない光…
そういえば…… 私は“スキル”を使った。
すると私の前に半透明のパネルが現れた。
======topics=====
ーLVー
-裏世界ー
-スキルー
ーステータスー
ー称号ー
ー魔力ー
▼
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あった。私は“裏世界”の項目を開く。
======裏世界=======
世界は二つ一組で存在しており、
一方の側からみたもうひとつの世界
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これが私の“スキル”「トピックス」。
一日ひとつ“topic”が追加され、過去の“topic”はいつでも見返すことができる。
あの青年は異世界から来たと言っていた。「トピックス」には異世界の項目は無かった。
となると、彼は世界の裏側から来たのだろうか。
彼は私たちを殺すつもりらしいが、おそらくこっち側の世界で
“ステータス”を持っているのは私だけ。
わたしはまだ中学生だ。運命の人にも出会っていない。もちろん死にたくも無い。
なら、私のやることは一つ。異世界の戦士を倒すことだ。
そうと決まれば、「トピックス」を確認しよう。