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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
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燃える鳥

燃える島で1羽の鳥が燃えている 魂の叫びのように天を貫きながら 全て灰にするかのように 

1人立ち尽くして泣いていた鳥人は昔ノートに書き殴った小説の主人公 誤謬がびゅうびゅうと吹き荒れる自分の頭の悪さに呆れるが いつか死ぬ事 それだけは忘れないでいたい 苦楽はつきものだ


救いはどこにも無いんだろう 僕が燃える鳥になって空を羽ばたく時までは それも解放と呼べないしな 


単なる虚しさにぶち殺されて でも自分より不幸な人を見つけて安堵していたのは昔の話だ 今は希望だけ絶望だけ味わい尽くしてやる己との戦いだ 他人の事はどうでもいい 自分がやれるかどうかだけだ 信じているからこの生に意味は造り出した 現れたり消えたりする不安を蹴散らして ただ1歩ずつでも前に進みたいんだ 夢は寝てる間だけ見ればいいさ 現実は思うより過酷だったよ


バーニングバード 必死で炎の翼を羽ばたかせ暗黒の空を照らし出して それが僕や君の標だ 

明けない夜は無いが太陽が怖いビョーキだから闇に潜んで真夜中に目覚めたらなら少し早い1日の始まり 


なんか40半ば過ぎると幻覚みたいな悪夢を見るけど親父もそう言っていたしな でも歳を取る事も決して悪くは無いさ 体が衰えれば心は逆に研ぎ澄まされるからね 


雨が降りそうだ 傘は家に10本くらいある お気に入りの色のを選んで勇んで今日も街を歩くのさ 暑いからカンカン照りも忌々しいしずっと雨なら良いのにな 燃える鳥もただの鳥に戻れるしね

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