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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
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90/490

保険野郎からの卒業

保険かけるの止めたらイタイイタイ病みたいに全身が痛い

こんなの嫌だ とか こんなの違うとか 今まで散々自分を鎧で守っていたから耐性が無いんだろうね でも始まりの号砲は既に鳴らした ここからはいつ0になれるかの勝負 つまらない見栄を張るのがめんどくさくなったのさ


他人の事なんてどうでもいい 自分の事はわからない ただ進むだけ 未知の深海で呼吸は止まったよ 死んだかな? そういうスリルがまだまだ欲しいね 


生き長らえてるだけで もう保険 なんて流石にちょっとですけどもね クズと呼ばれようと死にたくないと死にたいを繰り返す詩をメガホンで広め馬鹿の見本になりたい 我ながらビッグマウスだな ニヤリとするうら若き女性の写真集でイケるか? もうそんな歳じゃない気もする


肥大した脳内に更に叩き込むリリックのラッシュ そのうち死んじまうんだろうよ 媚薬でネバネバネバーエンディングナイト お1人様で


腐りかけのプライドとフライをゴミ箱にポイしたなら恐怖でガクガク震える足で市内中心部へダイブ出来るかチャレンジ する勇気はあるけど 金が無え


自分自身を試してみたくなったのさ 急にね ここで飛び出さねば次の1手が打てない状況下に取るべき手段を何度も何度もこの骨身に染み込ませてあるからここがチャンスと街を駆け回るサッカー部員 不倫していた母は僕を愛してくれていたんだけどね 頭イカれてしまったんだ 罪の重さに耐えきれずに たぶん 僕もそんな感じ だと思うよ 知らんけど


暑い夏はやっぱりスポーツだろ? 秋じゃ寒い 冷えた水が超美味え ビールの1億倍くらいな 単なる水道水でも大丈夫な綺麗な川が沢山ある旭川 9歳の時溺れた事あるけど父が助けてくれたのでまだ生きてる 


両親には感謝していますよ だから親不孝でも 先に死んじまいたい お別れするのが辛すぎるから それも保険だって事に気づいたら 僕もようやく大人になれるんだけど 今の所 残念ながら予定は無いですね いつなんだよって? 僕が死んだ時の葬式じゃないの? どうでもいいけどね 死後の事なんてあずかり知らぬ事だ 孤独だから

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