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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
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座して死を待つ怠け癖

疲れたなぁと愚痴る夕暮れの帰り道 ついつい運転も荒くなりがち そんな仕事辞めていれば僕は助かったのかも知れないな


手取り10万では借金が雪だるま式に増えるのは当たり前だった 無能ではないし社畜なのに何故か強力なパワハラ 脱税の証拠を漁るから目障りだったんだろう その時正義は負ける物だと諦めた


今は日がな1日ぼーっとしてる事が増えた 時間が無駄にメルト でも疲れる とにかく僕の人生というのは命大事に作戦で易疲労感と戦争 無茶したツケを支払わされている事に鬱っぽくなって何もやる気が起きないね


オリジナルの僕は陽キャだった?陰キャだった? 今は心が死んだダミードール 1人踊る 泣きながら笑いながら 狂っているよね


ため息をつくたびに幸せが逃げるなら1つ せめて幸福の暖炉の温もりみたいなのが1つあれば助かるが 残念ながらマイナス値に突入しているので幸せ探ししましょうか


座して死を待つも何もこの部屋に椅子は無いし 胡坐かくだけでも疲れるんだけど 怠け癖は死に至る病 故に僕はこの街を歩く 徘徊とも言うので老後が心配だが 老後なんて無いよ 大文豪じゃないけどひとかどの人物になれたから多分愛人と心中? って女性と全く縁無いし エッチなお姉さんとリアでイチャイチャする為に生きるか 普通ならそんな高いハードルじゃないと思うけど 甲斐性無し マッチングアプリ使う交渉術も無い僕にはエベレストより高いハードルですね 大体 僕は昭和52年生まれのオジサンだったわ


生きる事に意味や理由が欲しいけどどんどん失っていくばかり 人は歳を重ね後戻り出来ない因果の前に抗う術は無いかね また僕は惚けて世迷言をぶつくさ言うがもう光が眩し過ぎる 夜を待つ 酒は無くとも音楽があるから僕は心を修復していくのだ 死なないさ 多分ね 火葬場で骨になっても魂は生者で 僕は聖者として死にたいの だから怠けず励むよ 僕の戦いを優しく見守ってくれている人間がいるから それだけで生き甲斐だよ

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