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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
リーズン
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ベツレヘムの星

ユートピアの建設を目指すなんて夢想狂の私が言っても多分説得力も実行力もまるで無いだろう でも世界一の大富豪の野望みたいな それこそ我らが惑星の地軸すら捻じ曲げちゃうよ的なのよりはまだマシな夢で思想だ


疑い深くもなったものだ 夢を語る声の裏に いつも誰かの沈黙が貼り付いていることを知ってしまったから 何かを築こうとする者のその足元にどれだけの屍があるのか私は数える係でしかなかった ディストピアでの生存競争が現実かも


家族は確かに頼もしい だが必ず欠けるものだから恐ろしい 父との連携で築き上げたものは確かに大きいがそれもいつか終わる 家族を守るための犠牲は尊いと言われるが父と子が背負う絆も 寿命の限界で崩れる


NOW IS THE TIME 燃える道を行くような情熱であり得ない事はないんだと信じ込めば良い 遠い日の落書きのユートピア 顕現する東方の三賢者の教えに耳を傾けたら 後はベツレヘムの星の導きに従って走る


私は 信じることの代わりに行動し続けることを選んだ その先に待つ崩壊の音を記録し続ける ただこの街の片隅で誰かの叫びを聞き逃さぬように耳を澄ませている 若さは理想を信じるが私は若くは無いけどね

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