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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
リーズン
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エクスカリバー

まるで墓標のようにこの街の残雪山の頂上にエクスカリバーが突き刺さっている 美しい? いやあの山は忌々しいと嫌われているし くすんだ私の肌のように汚いだろう それを浄化する為にあそこに剣が突っ立っているわけではないのは分かるけれど


引っこ抜いてみよう 世界は終わるのかな? そんなわけは無い そして私は始まるのだ 新しい武器をぶん回して もう終わりばっかり見つめてないで アンカーを務めあげる準備に勤しむ 多分1%も無い文章の誤謬を改めて正しく見つめる


自分とは何か? 哲学は好きじゃあ無いが そろそろ手を付けるべき課題だ ここで逃げたら多分敗北するだろう 今までが遊びだったつもりは無いし 完璧にはなれないが 完璧っぽい詩を書くのは私にとっては難題じゃない 目が悪くなるの覚悟して本を読むだけなのさ


見つめるんだ 事象を そして精研エクスカリバーの錬成に励む 武器は多い方が良い でもいつかは最終決戦の日は来る 変えるんだ自分を せめてこの暑い夏の間だけ 秋になったらまた落ち着いた雰囲気で綴れば良い ぐっすり眠れば良い 苦しい夜はせいぜい再来月まで


花咲く春に回帰する為に 夏は水枯れ 秋に米が豊穣 冬に備えて 1年が後 10数回? いやゴールを見据えるな ただ走り抜ける為にだけある 感じるままに終わって行けば良い 新しく聖なる剣持て 切り裂いて行け この眠れない熱帯夜を まだこんなに踊れる

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