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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
マジックタレント
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It's just a bad hair day

私は恐れないし逃げない 全部天の思し召しだと思ってる どんな日も いつか非業の死を遂げるとしてもね 誰もが勝ち負けではかる世界ならば私にはツキが無いんだろう


でもアンタもゴキブリみたいにしぶといねって思われそうだけど 最近は生まれた事をアンラッキーだったなってあんまり思わなくなった 別に生きている事がラッキーですよとは言わないけど 言いたい気持ちもある


朝 目覚められるだけでありがたい年齢になって来た いやいや全然若いじゃないですかって私に言う人は未来を妄想しているんだろう 1秒後に死んでるかも知れないのが人生なのに


まぁ上手くいかなくても止めない 理由は別にないか これといった報酬も無いし存在証明とかそんなに意気込んでいたら晩年に自分には何も残らなかったなって悔やむかもしれないよ?


でも私だって何者でもないし今日もツイてねえやって唇噛み締めて 泣きながら家に帰る日なんて毎日なんだよ 誰かがシケた面すんなよって肩をポンッって叩いてくれたらどれだけありがたいだろう?


今日も1人 誰かと話がしたいって思ってどこに電話かけても繋がらなくて泣きはしないけど現状は散々だし まともな人ほど孤独とかそんなのどうでも良いよ 友達が欲しい 切実に


ただ歩いていく 先なんて見えた事も無い このちっぽけな街のちっぽけな誇りは私が守るしかないって意気込んでも私の世界がちっぽけなんだよな こんなはずじゃない ではない 至らないだけ


いつかがあるのならこの白髪交じりの頭が禿げるまでには夢を叶えたいよ! そう願っても祈っても私は惨めなスポーツ刈りのただのおじさんから変われない 今日もBad Hair

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