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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
ゼロカラー
391/489

最早これまでから始まる物語

最初に戻って見たけれどやっぱり私は私でしかなかった 人間そんな簡単に変われるはずがない ずっと精神世界で迷っている なのに変わる事こそが真理みたいな教え やっぱり私には難解でした 説法はただ鑑みて決める事のスターターキーにすぎないと思う


私がそんな簡単に終わるわけ無いでしょうが トポロジカルなメビウスの輪のように無限に記していくんだ それは言葉のプロの私がやるんだ 決意表明とかどうでも良い ただ自分を鼓舞していけ 拳突き上げろ あの大会で優勝した日みたいにまたいつかは


心技体を信じたいと思っても裏では神擬態とか牛乳拭いた後の雑巾とかって呼ばれているんでしょ? わかってますよ 私も貴方とは似た物を感じますから でもちゃんとやっているかやっていないかにおいては雲泥の差がありますね 私はやってる方です


死んで 見せる これほどまでに友垣にとって悲痛な事は無いだろうけれど 覚悟はしている それは未来だから私には背負えないし 若者よ 背負わせるな って はいはいまた偽ってさ 校舎の屋上のフェンスに足かけて飛び降りられない私ですよ


人生には楽はそんなに無く 苦の方が多いでしょう でもね最早これまでと自殺を図ったものの九死に一生を得た私にとっては それは なんだろ? 修行かな 文字の通りだけど 四苦八苦して書いた詩の方が面白いしな 昔はそうだったから認められた


別に今だって心中穏やかな時なんてほとんど無いですよ 知りすぎたとも思わないのは調べて書き出した後は消しゴムで消して忘れるようにしているから だから 私の過去作を読んだ時には多大なる衝撃を受けました のでもう暫くは前だけ見て生きます

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