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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
メッセージボトル
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LAST BULLET

引き金に指をかける 空砲

他人が憎たらしいのは妄想 ちっぽけな世界で満足出来るならそのまま続ければ良いのよ いつかがいつなのかは知らないが 最後の弾丸が君の頭を打ち抜いて 人生のLAST

そうなる前に怒れ 人権侵害 嫌な世の中だって嘆いてりゃ負け犬よ 猫も寝るだけ


楽な商売 ありまへん ありまへん 命を削って死ぬ それが運命だとしたら今すぐガツンとつまらない価値観を殴って殺すべきだ ただ不殺の精神なら日本に住んでる限り銃刀法ちゃんと守ろうな


僕も若い頃は無茶ばかりしていたよ そのせいでバグった 主に酒だけど避けられん飲酒欲求でまぁ親父に似たんだろうね 逮捕された事は無いけど バーでは迷惑なお客様でしたでしょうよ


今はもう最期どうなるかに怯える小者だ 誰しもが死ぬ と言い切りたくないんだよ 

僕は人生楽しいから 絶対死にたくねえ 携帯灰皿捨ててもええ って1分後に喫煙所 星座も何も観られる頃には睡眠薬で寝てる


最後の弾丸が僕の何処かを撃ち抜く それは決まっているけれど 致命傷になるかはフィフティフィフティ 犯罪者に堕するくらいなら自分虐め抜いて死ぬよ その覚悟はまるで政界の嘘のように揺らぎ揉み消されるけれど牛歩戦術はもう止めたのさ 


衝動が無くても愛はそこにあると思うがもう耄碌していて ロクなもんじゃねえな この人生というクソゲーには魔物がつきまとい過ぎてて汚濁から中々逃れられぬ


死ねば罪を清算出来るというのは 甘ちゃん 人生のアマチュアさ 僕は罪深いけれどどんな汚れ仕事でもやり家族の為に頑張る そして孤独の砂漠でも絶対に喉は乾かさせない 涙があるから それが悲しみですし慈しみです


多分最後の弾丸は世界と僕との絆を撃ち殺せないと思う そういう台詞が出るくらい必死で生きて瀕死の人を看取った


故に欲望を捨て去るのが正解だって言い切れたら坊主になれるかもしれないけれど高い車は僕には似合わないしね


アメリカンドリームに憧れ海を渡りラスベガスのカジノで豪遊 パツキンガールも抱いてみたい 寝言ですかって?単なる願望ですからほっといて下さい 永眠してから言いますしね そもそも人は神のエラーに過ぎないので1万年生きたくとも届かない祈りだから


自分っていうラスボスをLAST BULLETで必ずや仕留めてみせる それを尊厳死と呼ぶのだ 安置された僕の遺体はアンチの為のモノじゃない わきまえてくれ

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