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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
ゼロカラー
355/494

1人征くBottleneck

人生は楽しんでナンボのモノってわかっているのにどんどん詰まらない大人になっている事にも気づかず漫然と時を過ごす自分について 痛飲するわけにもいかぬ病故 欲の類は結構断たなきゃいけないのは仕方が無いんだ


君はまだ1人ぼっちやっているのかい? トップランナーは大変ですね こちとら暇を持て余して詩の大家みたいな昔イジった顔どうだと言わんばかりにあちこちに晒しているけれど噓吐き呼ばわりされる覚えはあんまりないかな


刺激的なのはいつも戦闘なんでしょうね ついったーくんでの論争は紛糾 男ならば常に後世に名を残す為に動くんだろ? ウィキペディアとかってやつに載りたいんでしょ? 有名税はどのくらいなんだろうね 神様? 


豪邸に住んでいたり美味い飯を食っているなら僕は独りですみたいなごまかし言うんじゃねえよ こっちは残飯や炊き出し食っているホームレスと大して変わらない生活レベルなのに 寝所だって六畳も無いわ


アウトサイダーなりに今までどんな困難も打ち破って来た 仲間を率いて 今 誰かを愛し始めた自分にまた罠にハマるの? って自問自答するけれど 小指のリングの冷たさが裸の彼女の体温と似ているもんで撫でていると心地良くてね


締め付けてくれ 苦しくなる薬をくれ 先発隊は既に旅立った 今度は私が征く番だ 木枯らしに吹かれながら追い風だって強がって 1人になると困惑して何をしていいか分からず手元は狂い 頭のネジも箍も外れていってリアルライフ辛い


幸いまだ親も金もある 車は一輪でも走れるから凄いって感心し (おんな)は一輪でも誇らしげに咲くから強いって嘆息し だけど宝物ばかり集めてもいつかは失ってしまう 君の恋人は美しい容姿か? 私は心が美しい恋人と征く旅に出たい 


永遠の契りを交わしたなら勝ち目も見えて来るだろう その時までは案山子のようにあの田園に突っ立って木偶の坊だと この無能がと笑われても 隘路に吹き込んで来る馬糞の匂いでも嗅ぎながら農民の子倅ぶるのさ

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