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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
ディライト
330/490

青写真

崩されたシナリオ 上手くいかないものだなと毎日毎日項垂れていた 幸せな夢ほど目覚めるとほとんど覚えていない


歩いて会社に行く途中 地面に張りついたLOSERと書かれたステッカー 誰かが捨てていったのだろう 子供というレッテルと一緒に 


人生は勝ち負けなのか 違うのかいまだに分からないまま ただ昔描いてた青写真を思い出して現在の状況との乖離に悩んでいる


詩はきちんとしたコンセプトに基づいてやってるから自分の心の状態はあんまり関係ないけれど ハードル上げ過ぎて産みの苦しみを味わう事はある


昨日が良い日だったのなら今日も良い日だって希望的観測は捨てない 元々全部妄想なんだ 今更退路なんて無いなって 逃げるわけにはいかないなって 思う


でも詩の書き手になるとは書いている今でさえ青天の霹靂のような そんなとんでもない数奇さを感じずにはいられない 心理学は十八番だけど普通に市役所の職員にでも成れて普通の人生で終わるなって


それも無理だと先知先覚していたから小学校の卒業文集には将来の夢はサラリーマンだって書いていたのに全く人生において青写真って言うのはご都合主義でしか無いんだな 平等なのは死だけだ


今 ここにある心が真実だ 1秒後に殺人鬼になっているかも知れない それくらい未来を恐れていた自分が限界を突破して強くなれたのは 全て仲間達のおかげ様だ ありがたい事です


僕の事は忘れてくれて良いけれどいつか忘れらんねえよってくらいの偉業を成し遂げて死んだら 忘れないでくれ それは訪れる 僕が骨になり末永く花と暮らす第二の人生の幕開けだ

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