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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
ディライト
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大人なら

大人ならケチケチしないで他人を勝ち負けに拘らず頑張っているねって素直に讃えよう 僕も何度も言われて励まされた 地位が高いとか低いとかは関係なくその言葉が嬉しくない人なんていないよ それにありがとうって返せたらもう最高に気持ちいいはずだよ


思い出してくれ 小さい頃お母さんに頑張って偉いねって褒められた時 嬉しくてしょうがなかった事を 人はいつか亡くなって忘れられていくだけかも知れないね それでも忘れちゃいけない事 全部その胸に抱きしめてよ 辛くてもね


遺影に写る姿はみんな笑顔だ それが僕達の贖罪の結果 生まれたのは別に神の祝福とかじゃなく本当にたまたまこの世に出現しただけだ 意味を求める事が馬鹿らしいのだけどそれでも止められない負のループ 人はそこから中々抜け出せない


死ぬ事が救済なのかな なんて考えた夜は数え切れないけれど 生きてこそ 死ぬのは嫌だ いつも未来に希望を託せる それくらい強くなれたら 何かは変わるんだろう 変わり続けて少しずつみんな進んでるから後れをとる訳にはいかないな


たまにほんのちょっぴり楽しい事があるからやれてるんだ 与えてもらい 与える それが値ある考え方だと思って今は泣くのはよそう みじめになるだけだ 心を開いてみれば明るい景色が広がっているんだろう 痛み伴えども見たい夢があるならそれはモルヒネにもなり得る


時計は止められない 現在はすぐ過去になっていくけれどそれの積み重ねが未来を創り上げてる そうやって1歩前に踏み出す勇気を持たなきゃな 大人なら子供達に見苦しい所は見せないのが責務だよ

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