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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
ディライト
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季節は巡る

冷たくなった骸が燃やされて灰になる 高く飛び立って行く それにいつも怯えながらの暮らし 気が触れそうだ 熱いって泣いていたんだ それを数回見届けた その程度の歴史しか僕には無い


僕の最期の夢は僕にしか見えないんだから悲しむ意味は無いな って恐れを隠す臆病者 なるようにしかならないんだからとも思うから有力者でもあるんだろうね


逃げも隠れもしない というか運命から逃げも隠れも出来ない 僕達が覇を唱えるのは今しか無い いつだって今が1番若いならば 消耗するだけの戦いだとしても反逆するしかない


季節は巡り行く だけどいつだって星は美しい 僕達はそんな風に永遠にはなれないけれどいつだって声援が鳴り止む事は無い 要らない荷物は捨てよう 元々何も持たず生まれて来た 装飾する必要は無い


欲しがる奴はいる 貪る奴はいる まるで強盗のように そいつらも歳を取れば己の傲慢さが破滅を導いた事に気づき後悔する 時すでに遅しなんだけど


戦国時代を泰平に導いた者は 織田のような傾奇者では無く 豊臣のような貧乏者でも無く 徳川だったのは普通だったから 1から100まで普通なのが1番なんだけどこれが難しいんだ


左様ならば 信じようじゃないか 一縷の望みをかけて性善説を とんでもない事ばかり起こる人生だから 頼れるのは自分自身だ 他人には杖になってもらうくらいで良い 依存は良くない


溶けるような熱い愛は要らないよ 凍えるような冷たい愛をくれ 永久保存出来るから そんな恋愛したような気がして思い出して夏の夜は身悶えする 季節が巡っても 言わないでね さようならは

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