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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
ディライト
319/504

圧っして参る

圧っして参る 詩界を焦土とするまで攻撃の手は緩めない 国語力では負けない 辞書一冊が武器 叩き潰していく みんなもう呆れ果てているだろうが 死ぬまで止まれないのでね


新しいイデア それだけで筆は電流のように走る この身体も痺れる あの娘の甘美な囁きはもう覚えていないけれど やっぱりまた電話しちゃうんだよな 友達いないから


僕がもし天才なら孤独に陥る事は無いと思うな コミュニケーション能力に長けているのが天才だという見解は聞いた事が無いけども どうでも良い事だよね


この落ち着くワンルームで1人思案する 感情ではなくもはや本能 これからどうなるか とか 明日の事も分からないのだから考えるだけ無駄なのに生身では死ぬのが怖すぎて 


文字を消費するエクスタシーにズブズブにハマっている 書きかけの詩は無い 完成させてから次の詩を書くのでね いつでもエマージェンシーの只中 危険好きの臆病者だって笑われるか 戦ってもさ 君 死にたもうことなかれ


一行で終わる事ですねって揶揄されても 大抵の楽曲は最低3分以上だよ 詩ならそれ以上密度上げて伝えたい気持ちのレベルあげなきゃ他人の感情を揺さぶれないだろ 


壊したいものはせいぜいスマホだけ 湧き上がる衝動って何? そんなの20代の頃に封印したよ 自意識過剰だねって笑われたくないから 衝動で詩を書くって事が無い 


何も無くても生きていけるって強がっている人がいるけど 物凄い傲慢だね 僕の部屋にはパソコンと冷蔵庫と電子レンジと洗濯機くらいしかないので売れ線ミュージシャン羨ましいよ 


夏の暑さに殺られて食欲無いけど四季は巡るもの 命も巡るもの 言いたい事は僕は名言メーカーでは無いって事 それを自分で自分に言い聞かせて 圧っして参る未知の道 面白い事になりそうだ

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