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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
メッセージボトル2
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脆弱性理論

僕達は自分が気持ち良くなる為に生きない方が良い 保身に走れば何も残らず人生は終わる 他の人をどう気持ち良くさせるか それに終始腐心していれば 好かれる だからどうしたのみたいな顔をされると困るんだけど 死にたくなるんだけど まぁ一時的なメンタルの脆弱性の露呈でしょって笑う


悲しいとか苦しいとか感じなくなった壊れた心で悲しい気持ちと苦しい気持ちを潰し続けて来たんだ それだけは誇れる 相変わらずさ 人間の不可思議に迷ってる 心は捨てたくない 大人ですからみたいな威張り散らした顔で街を歩きたくないよ マスクで顔は視えねえか


願いだけは煮込んでいこうぜ 統合するまで 自分の中で一致 合致する答えがどっかにはあるんだ それを知ったらまた歩いて行く 新たなる理論提唱 ひとりぼっち 構わない もう充分リップサービスしてきただろ? なんの報酬も無いのに ただ一言ありがとうだけ欲しい


静寂の中でずっとどうやって決着をつけるかを考えているけれど連戦連敗なら意味無いか 逆転の1手を放ち花開く日を眠らないで待っているんだけど そんな日は来ないんだ 無理するだけ無駄なんだって自分に言い聞かすたびに勝ちたいから頑張るぜって思う新しい自分が見つかるんだ


どういうふうに思われているかは知らないけれど構わず文字を積んでいく その先にあるのが笑ってた泣いてた赤ちゃんの頃からの今も続いているストーリーの 終わらない物語の上映開始 いつだって始まりなんだ 強くはなれない希望も弱いから逃がさずすがる


どうせ勝ち目なんて無いなんて諦めたら出し抜かれる 限界はあるんだけどまだまだ先の事だろと 戦いはこれからだろと そんなには強靭では無いけれど 心枯れながら 体拉げながら自分の脆弱性を抱きしめて みんなそうだよ 思い出して いつの日も僕達には希望と言う今が与えられている事を

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