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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
メッセージボトル2
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Time Lapse

人生とは瞬間の切り取りだから知覚出来たとしてもそれはすぐ過去になる 無論倍速の再生も出来ない 時間を操作する事は出来ないのが悲しいかな現実なのだが技術革新はそれすらも覆す試みをするんだ


でも花は散り急ぐから 人は死に急ぐからこま抜きして遺したいよね テレビの世界にこもっていれば1日なんてあっという間に終わるんだぜ そんな事よりも大切な事はたくさんあるでしょうに


何かおかしいなって そう思ったらそこが僕達の危機でありまた好機だ それはわかるでしょう? 今すぐ現地点から移動せよ 酸素の濃いところへ行くんだ どこへ行っても地獄だよって泣いている君なら街へ出て狂ったように叫べ


東京を思う時 ただ凄いなって思う だけどここも北海道第2の中核都市旭川だ 田舎者は田舎者でインターネットで世界中に発信出来るから そしてそれは相互のコミュニケーションだと言ってもなんら齟齬は無くて 自分と他人の変化に怯えながらだけどまた1歩踏み出すLife Time


こっちは加工なんてしない生身1本 小川が流れるような緩やかさで心は平和に 濁流が流れるような勢いで仕事は怒涛に 明けた 暮れた どうでも良い いつか死んだら何もわからんし子供には戻れないし 子供達だって背水の陣の時代なんだ 


僕達大人がどうやって夢を与えて それを糧にしてもらうか 日々考えている 目に視える文字として提示する事で僕は簡潔にやりたいと思っている 目に映る風景がゆっくりと動いていく


あのビルディングの屋上から見上げた空が雨雲じゃなくて毎日青空だったら良いのにね そういうものをTime Lapse出来たら良いのにね でも君はいつも空を見ているから気づいているんだろ? 頑張ってね 上を向いて歩いて行こう

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