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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
メッセージボトル2
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ファイト!

みんな フリをしているのさ 本当の事なんて誰も明かさない 本人もよくわからないんだから 自分の事を そんな感じじゃない? 人生って


ヤバい賭け事だぜ 築き上げで来た幸せが一瞬で吹き飛ぶような タイトロープの上 綱渡り それを僕達は認識しながら汗もかかず 涙も流さずやり切るなんて人間って思ったより凄いな 面白いぜ 高らかに空笑い 愛された事は無いから愛は知らないし恋しいのは美味しい話しか無いしがない詩書き


偶像の神は闇を掲げ 真実の天は光を掲げる 僕達も歴史書に名を遺すわけだけれども出来れば勝利の旗は死後の墓では無く生前に丘に立てたいね とびきり高いあの街が見渡せる海沿いのさ 僕の家族の起源もそうだしな


いつだって時は過ぎ去るから 実像を捉えきれぬ 故に虚像にすがっている事も多い僕達 その中で教えられた事を思い出せるか 案外ほとんど覚えてない 大人のルールとか破られまくってるし 無秩序のように見えるが それもまた罠で 守り切れるか 自分を 信じ切れるか 他人を 幼くして失くした者の傷口は本人にしか見えない 当事者の大切な秩序なんだ


そうしてだましだましで生きて行く 大人はみんな痛がりだから分け合いたいと思い築き安心する それで良いんだ 他人に君の表面をどう言われようと 深層では君はいつも1人ぼっちなんだよ みんなそうなのかも知れないけれど 


恐れながら生きるなんて悲しいじゃないか ずる賢い奴が勝つ世界を塗り替えて賢い者が勝つ世界を僕は望む その正義には犠牲が伴いますよって 人は他人の心を殴りながら生きているんじゃないかな? その打撃に心が震え共鳴して生きて行けたら 嬉しいな 僕はね 


人の間で生きて惑ったから呪うけれどそれで他人を傷つけるなら 僕は自分の運命だけを呪いたいと思うんだよ 過去は変えられない 未来を変えていこう それでこそ生きがいと呼べるものが見つかると僕は思うよ

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