表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of My Poetry  作者: 敬愛
夢の中
252/494

僕の正義

ただ ありがとうしかないです と彼は後に語った だけど僕が生きている間にあと何人を見送ればいいのだろう? それが僕の諦観だ


いつか消えるとしてそんなものに惑わされるのは愛を知らないからなんだろうな 気力が足りないか でも補給路は自分で作った もう諦めないでいたい 後退もしない あるのはギフテッドの功罪だけ


僕の最大の過ちは他人は障碍者の僕より強いんだって思い込んでいた事 こいつ強いから攻撃しても大丈夫だろうと 傷つかないだろうと


そんな事はなかった 人間はそれぞれの不安や恐れを感じていて苦悩もしているんだ そして誰もが大勝負に出る 全然大丈夫じゃないまま


きっと信じる事でいつだって物語の始まりなんだ 僕の事は信じなくても良い 僕もクズで結構です ちらつく愛や優しさの欠片集めてもパズルは完成しない


行くぞ 最大戦速 自分に活を入れ勝つ為に こだわりを捨ててしまったら 僕は僕じゃなくなってしまうから いつだって挑戦者 


心細くて震える1人の夜も明ければ また会えるよ 過ぎ去るだけの季節も巡るならば 人の力に賭けてみようじゃないか 弱いままでは怖くてまた誰かを傷つけてしまいそうだ 


死ぬのがまるで絶望のように慌てふためいていたけれど それが 誰かの希望になるように生きていきたいものです そして僕は後に語れるのかな ただ ありがとうしかないですって


どちらにしろ生きているかぎり自分との戦いだ 鋭気を養う為にしっかり食べてしっかり寝よう ここは眠らない街でも戦場でも無いからね 安心だよ それだけは

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ