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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
メッセージボトル
25/489

Nothing

もう1度0から探そう僕のルーツを

ブーツは手取り10万5千円じゃ買えなかった

酔った熟年夫婦をラブホまで 乗車拒否したかった 案の定お隣に座った男に下半身まさぐられる屈辱

そんな顛末 僕はまだ何もしていなかったのに何故か天罰 狂いたかったさ その後も地獄は続いたけれどリミッターを破壊するには時間はかかった が 結局さまよった挙句に詩人になった のかも知れない 誰も僕の事を知らないので評判も称賛も何もNothing


我が身1つで戦うとか1人で構わないとかとてもではないが怖くて言えない 自分自身が無いんだから当然そうなる 何かあるとすれば軌跡だけだがまだ若輩者 先生には成れないし人混みは慣れない


適合 非適合 どちらにしても連盟というのはあって氏名で所属はしているのだろう 微かな線だけれども それでも不安定な立場で転げ回ってたあの頃よりは幾分マシだと思うよね 幸せはさわやか3組 ささやかに若返りたい と バカが逝った 


知らぬ存ぜぬで切り抜けられる戦場では無かったから手を血で汚したけれども僕を罵り踏んづけていった奴らの幸せを何故僕が祈る必要がある?復讐の妄執に囚われながらも朝は喫茶店でモーニング


普通が1番と言われましても生まれた時から普通じゃなかった けれどチートスキルとか転生とかそういう奇抜な思考はまるで出来ない


本は読まないが辞書をひけば言葉達がキラキラ輝いて楽しいし老後も安泰の身体 進退窮まれりと自殺する事もなさそうだ


まぁ、はっきり言っちゃえば何も所有しないのが幸福と言う事 家族の事で手一杯だ 今は 


解き放たれるその時までには誇れるもの沢山手に入れるという夢があるので生きている事に意味は皆無ながら債務を支払って両親に顔向け出来る男になってから死ぬ Nothing 心配も不安もね

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