Patience
我慢が肝心とはよく言うが ここぞという時に先走ってしまうのが人間だ もちろん僕も例外ではない 積み重なるほどの罪を犯し 消しゴムで消したい事ばかりだ
こいつ駄目だってお互いに思っている事も頻繁でそのたび苛立つ 愚かな事だけども それでこそ人間らしいと思うんだ 笑えない時にはせめて泣け 感情を殺めると 謝っても許されないほどに過つ
自由を唄えども死す 詩歌を記せども遺らぬ 生まれて来たのは奇跡でも必然でも無い 皆が忌み子に過ぎないんだ つまり詰まらないのが人生だから自分で面白くしなきゃな もう笑い疲れたわって言って死にたい
苦痛も血肉だよ 喰らい尽くせ クラクラっと色香に惑うけれども 今更 劣等遺伝子を残せないからね 言いたい事は山ほどあるけれど ほとんどが愚痴だ 言わずに書き殴っておいた方が良い
善良な僕達の最期の約束はいつも 頼む 死なないでくれだった それでも僕が死んでしまうのは避けられないのは誰のせい 妖精さん?
そろそろ凍てつくような北の大地の冬を越えて春が来るな 僕達は過ぎ去っていく季節に何を思いどれだけの悲しさと悔しさを我慢すればいいのだろう?
街を駆けずり回り答え探しに迷走していたあの頃の自分に 何にもなれなくても良いからやっちゃいけない事は絶対我慢しろって言えたら 言えなくても 僕は多分1人ぼっちであったのだろう
本の奴隷 もしくは 女の奴隷 前者は目が悪くなったので少し解き放たれ一応物書き程度 後者は未だに 良いようにもてあそばれて それでも止められないなって 女色へのこだわり方は昔より遥かに暗い影を落としているね
欲を我慢しすぎると壊れる 何度も闇落ちしながら生き苦しいのを我慢しているよ その結果としてこの目の奥の闇はどんどん濃くなっていって破裂しそうだ 全部欲しいと叫んでいる心を殺してもね