表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of My Poetry  作者: 敬愛
夢の中
241/490

Floral

あなたはまるで僕の花でした 今までお付き合いして下さってありがとうございました 別れは必然? 違うね 敬虔なる祈りがあればいつだって会える 歩くのだ 花畑の中を花を踏まずに歩むのが人生だ 難しいよ


春が 来るな 長い北海道の冬ももうじき終わる 季節は過ぎ去る 時間と共に それに無情とか感じなくて良い 余計なお世話だ 君は君だけを守っていれば良い 僕もそうする


分かり合えないなんて悲しい事言うなよ 終わりある人生で同じ地球に住んでる僕達に相互理解が出来ないわけがない 時間がかかっても話し合う事が大切なんだ そこに友達のしるしとして一粒の花の種を埋めよう いつか咲くよ


戸惑い 迷い 間違え 傷つき 今まで生きて来た それで良いやって幸せを諦めてしまう そうすると代わりに安楽になれるものかも知れない 君はどちらを取る? 別れの無い世界は無いが 努めていけば 努めるという 力強い花が咲くでしょう 何処かでまた会いましょう でもあんまり待たせないで 寂しいから


生花でも造花でもなんだって良い 墓前に手向けてやれ 死は穢れではない 浄化だ 少なくとも僕にとってはね 忙しすぎる生活に疲れても汚れても 僕達は芸術に憧れて生きていく 返事のない手紙ならば たぶん その人が健康で幸せに暮らしている証拠だと思うよ


いつでもどこでも繋がれる世界になったのに孤独感は増していくけれど それも仏の教えによって救われるでしょう 汚泥の中に咲く花ですら いやだからこそ美しいんじゃないかな 花のように 花のように 生きましょう

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ