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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
光と闇
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スキル

誰にも負けないスキルで世相を斬る 四の五の言う暇は僕には無いし父はその次は六だとかろくでもない事を言うしな


体調は万全とは言えない 闘病しながらの詩作は辛い時もあるし必ずしも楽しいばかりではなくて泣く泣くどうでもいい捨て詩をドヤ顔で投稿した事もある


テンパってんだ 残り何年なんだ そんな限界は死以外無いな やりたい事は今のうちにやっておきたい もう少ししたらもしかしたら歩く力すらも衰えて犬の散歩にもつきあえない日が来るかもしれない それより前に今日 死ぬかも知れないんだぜ 自殺なんてもう試せるわけないだろ 馬鹿馬鹿しい


ヘビースモーカーだから覚悟は決めている 違法ドラッグをキメる覚悟は決められない 僕が犯罪を起こしてしまったとして精神疾患だからはい無罪ですとは絶対ならない 僕に罪の意識は残るから


国語と英語だけは少し使いこなすスキルはあるけれどだからといって名作劇場の支配人にはなれない せいぜいほとんど佳作でしょ? 名作なんて長らくやってきても両手の指で数え切れる せいぜい数編だよ


謙虚? いえいえ腎虚ですが 生きる為にする事とか大袈裟なエロスやエクスタシーもましてやカタルシスなんて全く無いだろ


思えば良いスキルも練習の成果だったここ十数年 僕にセンスが残されているならば四方八方に何かを残すだろう 芸は身を助くとも言うしな

 

言葉に関してもなんにしても正確なオペレーションはもう期待出来ないかも知れない 加齢に伴って少しづつ衰えてきてる


自分のスキル好きすぎるけれど それだけじゃ良い詩にはならないし評価も上がらない 自分の身体を流れる血を混ぜなきゃな 失血死するくらいにね そう思う時も過ぎ去るだけだね 悲しい事だよ

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