表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
192/490

愛あるLiar

お変わり無くて何よりですとか便りが無いのは良い便りですとかそういう優しさや愛がもっと欲しいのが人の性だが僕には要らないよ 間に合ってます 君達に分け与えたいから欲しいだけなんだ 


また嘘ですか? とコケにされてもワザとずっこけて失笑を誘う程度には謙虚である自信はある 目標は遥か彼方かと思っていた若かりし頃も常にナンバーワンだったけれど今はまた違う事で夢の尻尾を掴めそう


でもそれが僕の本当の夢か実は分からないんだ 満たされた気になってもすぐ空っぽになってしまう自分の命に決着をつけたい 終わらせたい そんな考えはもう欲求からクソッタレなほどかけ離れていて孤独を思うがそれも僕が選んだ道ならば走ろう


耳が良過ぎるから雑音がバンバン入って来るけれど僕は挑戦したいなんて思った事は多分今まで脳裏によぎった事すらない気がする ただ流されるまま死んだ魚のように生きていたんだ


クズみたいな奴に絞りカスみたいな扱いされてもムキになれないのが加齢なのかもね 挑戦よりも悄然 それでこそ僕だろ? 死んだように生きていれば僕は傷つかないから 


メソメソして鼻水垂らしてた小学生には戻れない属性 ああ 人口に膾炙するとか言っときながら俗世渡るだけでヒイヒイ必死になってる僕の事 誰も興味無いってさ そりゃそうだろ? 僕はアホなんだから


人の心がまるで分からないアホなんだから 自覚ありますからほっといて下さいな 君のやる気を削いでしまうと言う老婆心です 


ちなみに友達なんてみんな嘘吐き野郎ばかりでしたので今1人で幸せですね なんて泣きながら僕は今日も息をするように愛ある嘘を吐いている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ