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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
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後ろを見てごらん それが君の歴史の書だ 例えそこに死者が見えたとしても何ら驚く事は無い 敬愛の念を込めて さようなら また会いましょうって言えるのは生きていればこそだから


それは奇跡なんだよ どんな穢れた過去でもいつか贖える 聖者と呼ばれた善人も鬼畜と呼ばれた悪人も死ぬから それを血で血を洗うような地獄だと感じても消えたいなんて思わないで


悲しい別れは苦しさで 寂しい出会いは嬉しさで迎えてみてよ 生きている事には大いなる意義があるんだよ 君が1人で背負うもんじゃない 友よ 分かち合おう


丸くなったねって言われても白髪どころかアホ毛も生えて来るんだからそりゃそうだよ Xmas? 食えるの? Forever Youngなんて僕は歌わない 絶望の序章だよ 今 開幕するべきなんだよね 今 解除するべきなんだよね


すべて解き放たれろ 月の形が変わっても太陽の姿を追いかけるだろう 無限大の可能性と未知数が総合したなら補完だと 彼達は言い放った 凄く勇気のある第一歩だと拍手を送ろう


騒々しい世間に絡まりあう恋慕 連鎖して憎しみも生まれる だけれども 人を呪わば穴二つと言うじゃないか 死ぬ事になるよ 気にするな 些末な事に頭を悩ませても朝が弱くなるだけだよ とっとと寝よう 嫌な事ばかりの毎日なんだし


せめて群青を歌おう 輪唱で 空に突き抜ければ 夜天を駆ける魔法だって使えるかもしれない 何だって0%な事は無いって救われたいよね 哀れなさまよう小鹿ちゃんだよ 僕達は 1人じゃあんよも覚束無い


孤独ならば拳と拳を合わせろ 自然と照準も合う ベクトルはいつも前向き 風が真向かいから吹いてよろけても 杖をついてでも転ぶな そして僕達はみんな転がる石だ 坂道に気をつけろ 人生はどこまでも転落していくゲームだぜ  


だから面白いって言えるくらい貪欲になれ 僕みたいにカッコばかりの奴は独身貴族とか言い張ってそのうちくたばるのさ 気にするな ああ 出かけるなら扉は蹴破るのではなくちゃんと開錠して外に出ような 一応 紳士ぶっとく

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