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Grave of My Poetry  作者: 敬愛
イリュージョン
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守ってあげたい

何の欺瞞も無く全身全霊で君を守ってあげたい たった1度の人生何に使ってもいいけれど自分に使うだけじゃ余っちゃう それくらいの余裕は まだあるね


何の傲慢も無く全身全霊で君を守ってあげたい なのに見過ごしてしまった事を大変申し訳なく思う でも僕だって眠るしいつも散歩しているわけじゃないし メルアドや電話番号を知っている友達もいない


なら他人は見捨てるんですかって問いには出来る限り善処していると言い訳をさせてもらいたい 疲れ知らずの超人じゃないから


誰も守ってくれないって嘆く君を抱きしめてあげたいけれどさ 彼氏いるんでしょ? 僕より大切な人がいるならそっちに甘えなよって冷たい言葉に聞こえるかもしれないけれど君の幸せを願っての事 笑顔で見守っているんだよ 誤解しないでくれ 僕ももう若くはない


陽が昇れば微かに暖かいさ 暴風雪でも僕は出かけるんだけど 寒いよって心が泣きやがる この根性無しがと自分を罵れど 1人ぼっちの真夜中に考え事をしていると 心が折れそうになるんだよね 1人ぼっちの真昼間に詩を書いていると 心が折れそうになるんだよね


それでも続ける理由は何も無い 昔は楽しくてやってたけれど 今は自分を守ってあげたいって思えないからさ 快楽を封じすぎるとつまらなくなる まぁ何とかなるさって口笛吹きながら軽いステップでかっこいいスラップキメるストリートミュージシャン そこから始める 1から始める 世界融和の序章


でも君達は望まれて生まれて来た命なのにどうしてそんなに寂しがったり欲しがったりするの? 僕の手助けがいるなら僕と同じく1人になってくれないか? 頼るものがある環境で生きる人より 頼るものがない環境で生きる人だけを僕は守ってあげたい

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